2月2日に発売されたテーラーメイドの『Qi10シリーズ』ドライバー部門では『Qi10 MAX』が1位、『Qi10』が2位、そして『パラダイム Ai SMOKE』が3位だった。一方、フェアウェイウッド部門では1位と2位が入れ替わり、『Qi10』がトップという結果になった。その理由について、ヴィクトリアゴルフトーキョージャンボゴルフセンター店の秋元泰之さんに話を聞いた。

「当店でもドライバーを買いにきたお客さんのほとんどが『Qi10』と『Ai SMOKE』を同時に打席にもっていって試打をします。打席では飛距離や弾道データなどを計測できるようになっているのですが、比較した「ドライバーに関しても『Qi10 MAX』がダントツの1位というわけではなくて、『Qi10』との差は僅差です。フェアウェイウッドになると少しコンパクトなヘッドを好む人もいるので『Qi10』を選択する人が多かったと思います」
 
ドライバー部門に続いて、フェアウェイウッド部門でも『Qi10シリーズ』が1位だったことについては、
 
「ドライバーとフェアウェイウッドに関しては相互作用の関係があって、ドライバーが売れるとその流れでフェアウェイウッドも売れます。また、テーラーメイドは元々、フェアウェイウッドの評価が高いのでドライバーは別のメーカーを使っていてもフェアウェイウッドはテーラーメイドを使っているユーザーもいます。フェアウェイウッドに関してはソールの抜け感がいい、打球が上がりやすいという声が多いです」
 
ドライバーでは『10K』というキーワードとともに売れている『Qi10シリーズ』だが、フェアウェイウッドは純粋な性能が評価されて売上げNo.1になっているようだ。
 
（フェアウェイウッド売り上げランキングトップ3）
1位　テーラーメイド　Qi10
2位　テーラーメイド　Qi10 MAX
3位　キャロウェイ　パラダイム Ai SMOKE MAX
※データ提供：矢野経済研究所