4月になってもアイアン部門では日本メーカーの好調が続いている。1位が『スリクソン ZXi5』、3位にブリヂストンの『258CBP』、そして4位に『スリクソン ZXi7』が入っている。実店舗での販売状況についてPGAツアースーパーストア大宮店の門村勇治さんに話を聞いた。

「ここ数年、アイアンに関しては海外メーカーよりも日本メーカーの方が明らかに人気があります。特にスリクソン、ブリヂストン、そしてミズノの人気は高いですね」

日本メーカーの人気が高い要因は？

「まず打感が良いこと。それと『ZXi5』も『258CBP』もスマートな形状なのに寛容性が高い。昔の軟鉄アイアンに比べて、格段にやさしくなっていることが人気につながっていると思います。また軟鉄アイアンなのに飛距離性能が高い。ちなみに3月上旬に数量限定で追加発売された『ZXi5 ブラッククロム』も即完でした」

安田祐香は『ZXi5』を使用しており、「ソールの抜けがすごく良くてスピンがかかるのが、一番良かったです。打感は柔らかいですね」と絶賛。佐藤心結は『258CBP』を使用しており、「スッキリ見えてやさしい方がいいかなと、こちらに替えました。やさしくて打ちやすいモデルですね」と高評価している。

ドライバー部門だと上位10モデルがすべて海外メーカーだが、アイアン部門ではトップ10のうち6モデルが日本メーカーという状況になっている。

【アイアン売り上げランキング　トップ3】
1位　スリクソン ZXi5
2位　ピン G440
3位　ブリヂストン 258CBP
※データ提供：矢野経済研究所、3月31日～4月6日のデータ

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