パター部門ではオデッセイの『Ai-ONEトライビーム』『スクエア2スクエア』が1位を争っていたが、今週は『ピン パターシリーズ』が久しぶりにトップになった。ピンパターの人気について有賀園ゴルフ 千葉店の黒須徹さんに話を聞いた。
「全体的に見ればオデッセイが好調ですが、ピンも安定した人気はあります。ピンのパターはとにかく種類が豊富。同じ『ピンパター』でも打感が柔らかいタイプ、しっかりしたタイプがあったり、形状もアンサー型(ピン型)からマレット型、超大型マレットまで沢山の種類があります」
『ピンパター』は種類が多い。今回は『ピン2023パター』シリーズがトップを飾ったが、人気がある形状は?
「やっぱり『アンサーシリーズ』ですね。王道の『アンサー』だけではなく、少し太めの『アンサー2D』もよく売れています」
ピンパターを購入するお客さんの共通点は?
「ピンはフィッテングを重視しているメーカーなので、ロフト角、ライ角を調整したい人はピンを選びます。特にライ角が調整できるメリットは大きい。それとウッド系をピンで揃えた人が、そのままアイアン、ウェッジ、パターまでピンで揃えるケースもあります」
ピンパターはロフトで±2度、ライ角で±4度の調整が可能(一部、調整できないヘッドもあり)。パターを自分に合わせてカスタムしたい人はピンを選択する可能性が高いのだろう。
【パター売り上げランキング トップ3】
1位 ピン PING 2023 パター
2位 オデッセイ Ai-ONE トライビーム
3位 オデッセイ Ai-ONEスクエア2スクエア
※データ提供:矢野経済研究所、1月20日~1月26日のデータ
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