2004年に発売された初代から、ついに10代目となるタイトリスト『ボーケイ SM10』が3月8日に発売される。ウェッジ部門のランキングでは前作の『SM9』が約2年間にわたりトップをキープしている。『SM10』もロングセラーとなるのか？　二木ゴルフ水戸店の村上正信さんに話を聞いた。

「今、店頭では『SM10』との入れ替えに備えて、『SM9』が少しずつ減っていますが、それでもよく売れています。『SM10』も発売されたら間違いなく大ヒットするでしょう。ただし、ウェッジの場合はドライバーのように発売直後に爆発的に売れるというのではなく、じっくり2年間をかけて売れ続けるという傾向です」

やはり『SM9』を購入した人が『SM10』に乗り換えるのか？

「もちろん、そういう人もいますが、1番多いのは2モデル前の『SM8』とか3モデル前の『SM7』を使っていて、そろそろフェースの溝がダメになってきたということで買い換えるケースが多いです。買い換えるときもウェッジを3本まとめてというよりは、1本ずつ買われるパターンが多いです」

PGAツアーでは約20年にわたり使用率No.1を継続している『SM10』。10代目もロングセラーとなりそうだ。

【ウェッジ売り上げランキング　トップ3】
1位　タイトリスト　ボーケイ SM9
2位　フォーティーン　DJ-6
3位　クリーブランド　RTX6 ZIPCORE

※データ提供/矢野経済研究所