シン貧打爆裂レポート『Qi10 LS ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2024年2月7日 10時09分
ロマン派ゴルフ作家語る
『Qi10 LS ドライバー』は、ディープでシャープでカッコイイ、というのが第一印象でした。
僕のヘッドスピード40m/sでも十分に打てまし、飛距離性能を味わえますが、やはり、ヘッドスピードが速いゴルファーのほうがアジャストするドライバーだと感じました。
肝心の『Qi10 LS ドライバー』のやさしさという部分ですが、ミスヒットの強さを発揮するのは、ヘッドスピードが速く、トウ側に当たるミスが多いゴルファーに限定されます。
一般的な意味で、ヒールに当たるミスが多かったり、右に飛び出すミスが多いゴルファーには、ちょっと手に負えないと思われます。
ドローも出ますが、打ち出しが左に引っ掛け気味になりにくくなっていて、安心して振り切れるのが『Qi10 LS ドライバー』です。
ある程度ドライバーを打つ自信があって、ヘッドスピードの速さにも自信があるゴルファーに『Qi10 LS ドライバー』をオススメします。
やさしさを強く求めるのであれば、迷わず、姉妹ドライバーの『Qi10 MAX ドライバー』か、『Qi10 ドライバー』を選ぶようにするべきです。この部分で『Qi10シリーズ』のドライバーはわかりやすいラインアップになっています。
色々と書きましたが、最終的な一発の飛距離は『Qi10 LS ドライバー』が一番でした。
芯に当たって、少しドローした中弾道のボールは、ランで稼いで240ヤード飛びました。これはヘッドスピード40m/sとしては、特別な飛距離で、ボールを確認して計測したときに感心しました。
ドライバーというのは飛距離が魅力のアイテムです。それがスコアに良い影響をするかどうかは、ツアープロでも一筋縄ではいかないところが面白いのです。
『Qi10 LS ドライバー』は、そういう意味で、挑発的なクラブなのです。
試打クラブスペック
『Qi10 LS ドライバー』
ヘッド素材 チタンフレームボディ(9-1-1 ti)+インフィニティカーボンクラウン+カーボンソール+特殊強化カーボンコンポジットリング+スライディングウェイト+MOIバックウェイト
フェース素材 新60層カーボンツイストフェース+PUカバー
ヘッド体積 460cc
ロフト 10.5度
ライ角 54度-58度
シャフト Diamana SILVER TM50 (S)
長さ 45.5インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』