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    サンドウェッジの角度ってどれくらい? 特徴や選び方を解説

    ご自身のサンドウェッジのロフトの角度を把握していますか?「56」や「58」と書かれていれば分かりやすいものの、「S」と書かれていてロフト角を調べないと分からないということもありますよね。ただ、自身の使っているサンドウェッジの角度を知っておくことは重要。バンカーやアプローチでフワッとした球を打ちたくても打てない原因は、ロフト角にあるかもしれません。この記事では、代表的なサンドウェッジの各種角度や特徴、選び方について解説します。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年4月2日 10時36分

    • ギア
    • アプローチ
    • ウェッジ
    目次 / index
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    1. サンドウェッジの角度ってどれくらい?

    サンドウェッジの一般的なロフト角度は、56度から58度。メーカーによっては54度もサンドウェッジとして扱っています。サンドウェッジはフルショット以外に、バンカーからの脱出やアプローチでも使用するクラブです。ロフト角が大きいためボールに適度な高さとスピンをかけることができます。

    サンドウェッジの特徴はバンスが大きい

    サンドウェッジ最大の特徴は、ソールのふくらみ、すなわちバンスが大きいことです。バンスが大きいと、クラブが地面に刺さりすぎるのを防ぎ、バンカーでも比較的簡単に脱出できます。

    一般的に、サンドウェッジの角度の表記の下に「08」や「12」という数字が書いてありますが、これがバンスの大きさ(角度)を表すものです。12度以上のモデルはハイバンスと呼ばれています。

    バンスが小さいサンドウェッジもある

    バンス角が6度や8度などのローバンスモデルも、各メーカーから販売されています。ローバンスの場合、スクエアに構えると地面に刺さりすぎてしまうものの、開くことでバンス角が大きくなり、地面への刺さりすぎを防げるのです。

    プロや上級者は、打つ場所の状況やグリーンの傾斜、ピンポジションなどを考慮しつつ、サンドウェッジ1本で球を打ち分けるために、ローバンスモデルを好む傾向にあります。

    2. サンドウェッジのロフト角の選び方は他のクラブを考慮しよう

    サンドウェッジのロフト角を選ぶときは、基本的に他のウェッジやアイアンとの兼ね合いを考慮することが重要です。一般的にウェッジは4〜6度刻みで、2〜3本入れます。

    例えば、44度のピッチングウェッジ(PW)を使っている場合、6度刻みで50度のアプローチウェッジ(AW)、56度のサンドウェッジ(SW)を組み合わせることで、等間隔で飛距離を打ち分けやすくなります。

    ピッチングウェッジのロフト角別に、ウェッジの組み合わせ例を以下にまとめましたので、参考にしてください。

    ウェッジ3本

    ウェッジ2本

    PW43度以下(3本)

    48度、52度、56度

    PW44度(3本&2本)

    48度、52度、56度

    50度、56度

    PW46度(3本&2本)

    50度、54度、60度

    52度、56度

    PW48度以上(3本&2本)

    52度、56度、60度

    52度、58度

    3. 初心者におすすめのサンドウェッジの選び方

    初心者ゴルファーにおすすめのサンドウェッジの選び方は、ミスに強いウェッジを選ぶことです。ミスに強いウェッジを選ぶためには、以下の3点を基準にするといいでしょう。

    【1】バンス角が大きいウェッジを選ぶ
    【2】ヘッドが大きめのウェッジを選ぶ
    【3】ソール幅が広いウェッジを選ぶ

    【1】バンス角が大きいウェッジを選ぶ

    バンス角が大きければ、クラブが地面に刺さりづらいため、ダフリやチャックリといったミスを減らせる可能性が高まります。また、バンカーショットにおいても、地面への刺さりすぎを防ぎ、脱出しやすくなります。ロフト角の下に書いてある数字が「12」以上のものを選ぶといいでしょう。

    【2】ヘッドが大きめのウェッジを選ぶ

    打点がなかなか安定しない初心者は、芯のエリアが広く、ボールを打つ際のミスヒットのリスクを減らせる大きめのヘッドを選ぶといいでしょう。また、ヘッドが大きめのウェッジは、構えた時に「当たりやすそう」という安心感があり、自信を持ってアプローチやバンカーショットに臨めます。

    【3】ソール幅が広いウェッジを選ぶ

    広いソールは、ショット時に地面に接触した際に滑りやすくなり、アプローチでのチャックリのミスはもちろん、バンカーで砂を多く取りすぎるダフリのミスも軽減できるでしょう。また、バンカー外であっても、水を含んで地面が柔らかいライや、ラフで浮いているライでもボールをしっかりと捉えられる可能性が高まります。

    4. まとめ

    サンドウェッジのロフト角は、56~58度が一般的で、54度をサンドウェッジとして扱っている場合もあります。サンドウェッジを購入する際は、ピッチングウェッジの角度や入れられるクラブの本数を考慮して、4度刻みか6度刻みで入れましょう。

    なお、初心者はなるべくミスを防ぐため、ヘッド、バンス角が大きめで、ソール幅の広いモデルを選ぶといいでしょう。

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