今春に発売されたアイアンは、名作揃いとの声が上がるほどモデルが充実。そこで、新作アイアンを性能[技術レベル]と弾道の高さ[適正HS]で分類。寛容性・飛距離・操作性の条件もおさらいしながら最新34モデルの中からアナタに合うモデルを探してほしい。
「操作性の条件とは、『スピンがかかる』『入射角を調整できる』『フィーリーングを感じやすい』が挙げられます。球の高さを打ち分けたりグリーンに止められるのは、スピン性能が高くて入射角を調整できる浅重心モデル。また、ソフトな打感でインパクトのフィーリングを感じられると距離を合わせやすくなりますね」(ギアに精通するプロゴルファー・伊丹大介)
飛ぶアイアンの特徴として『ストロングロフト&長尺』『フェースの弾きが強い』『スピン量が少ない』が挙げられる。飛びの一番の条件は、強い弾道が打てるストロングロフトとヘッドスピードが上がる長尺シャフトとなる。また、フェース が薄くて弾きが強いモデルは、初速が出やすくスピンがかかりにくいので飛距離が伸びる。
また、寛容性のあるアイアンの特徴として『スイートエリアが広い』『つかまりが良い』『球が上がりやすい』がある。「ミート率が低い初・中級者やスライサーは、スイートエリアが広くてつかまりが良い大型ヘッドやグースネックが合う。また、球が上がりやすいモデルはヘッドスピードが遅く ても安定してキャリーを出せますよ」(伊丹)
表を見てみると、右上に位置にするのは、寛容性が高く高弾道に打てるモデル、つまり『マジェスティ ロイヤル』『JPX925 ホットメタルHL』『G440』など低スピンで強い弾道が打てるモデルが並ぶ。
また表の左側に位置するのは、スピン量が高く弾道を打ち分けられるモデル、つまり『241CB』『Mizuno Pro S-3』『スリクソン ZXi7』など小型ヘッドで操作性の高いモデルが並んでいる。弾道高さは中弾道で飛ぶ傾向にある。
まずは自分のプレースタイルと打ちたい弾道を考えて、表を参考にアイアンを選んでみるといいだろう。以下にタイプ別と試打したクラブのリストをまとめているので、参考にしてほしい。
【タイプ①】ミスに強い+飛び
【試打リスト】
ピン:G440
ミズノ:JPX925 ホットメタル
ミズノ:JPX925 ホットメタル HL
コブラ:DS-ADAPT MAX
グローブライド:オノフ ラボスペック RB-247M
プロギア:PRGR 04
キャロウェイ:ELYTE X
キャロウェイ:APEX Ai300
【タイプ②】ぶっ飛び+やさしさ
【試打リスト】
ヤマハ:インプレス ドライブスター TYPE/D
ヤマハ:インプレス ドライブスター TYPE/S
マジェスティゴルフ:マジェスティ ロイヤル
つるや:アクセル A40
【タイプ③】バランス型(寛容性・飛距離重視)
【試打リスト】
キャロウェイ:APEX Ai200
キャロウェイ:ELYTE
コブラ:KING TEC X
コブラ:DS-ADAPT
キャロウェイ:ELYTE MAX FAST
ダンロップ:スリクソン ZXi4
本間ゴルフ:T//WORLD Hx
テーラーメイド:Qi MAX LITE
【タイプ④】バランス型(操作性重視)
【試打リスト】
本間ゴルフ:T//WORLD Px
ミズノ:JPX925 ホットメタル プロ
テーラーメイド:P770
フォーティーン:TB-5 FORGED
【タイプ⑤】操作性+やさしさ・飛距離
【試打リスト】
ブリヂストンゴルフ:242CB+
コブラ:KING TEC
テーラーメイド:P7CB
本間ゴルフ:T//WORLD Vx
ダンロップ:スリクソン ZXi5
ブリヂストンゴルフ:258CBP
【タイプ⑥】操作性に特化
【試打リスト】
ミズノ:Mizuno Pro S-3
本間ゴルフ:T//WORLD TOUR V
ダンロップ:スリクソン ZXi7
ブリヂストンゴルフ:241CB
解説・試打 伊丹大介
いたみ・だいすけ/1976 年生まれ。2004年プロ入り。スイング理論に精通しクラブに対する造詣も深い。現在は日本ゴルフアカデミーを主宰し、ゴルフの普及に力を入れている
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