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森田遥の優勝パターは巡り巡ってブレード型。そもそもブレードのいい所って?

森田遥の優勝パターは巡り巡ってブレード型。そもそもブレードのいい所って?

スタンレーレディスホンダで6年ぶりの優勝を遂げた森田遥。最終日のノーボギーはショートゲームの上手さが光った結果だ。それを支えたパターは、中学時代から使うオデッセイのPROTYPE iX #1。#1はブレード型の代表格だが、そのブレード型のいい所をもう一度確認してみよう。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2023年10月12日 12時19分

スタンレーレディスホンダの最終日はショートゲームで凌ぎ、ノーボギーで優勝した森田遥。パターのタッチも絶妙だった
スタンレーレディスホンダの最終日はショートゲームで凌ぎ、ノーボギーで優勝した森田遥。パターのタッチも絶妙だった (撮影:ALBA)

森田遥は優勝コメントの中で、使用しているエースパターのPROTYPE iX #1について「中学校から使っていて、かなり長いですね。今のエースパターも感覚が悪くなると違うパターに変えて新鮮味を出したりしますが、結局、一周まわって(PROTYPE iX #1に)戻ってきますね」と話し、このブレード型への信頼が伺える。もともとブレード型は、コンパクトな分、どんな打ち方にも対応ができるためタッチが出しやすいと言われ、その分ミスの許容度は低めだった。だからこそ、自分のストロークや調子のバロメータになる、というのがエースたる所以だろう。

通常、ブレード型のメリットは、見た目が直線的なフォルムのため、アライメントが取りやすいということにある。アドレスするとさまざまな直線がヘッドに見て取れ、フェース向きがわかりやすかったり、ターゲットに真っすぐ構えやすかったりする。

また、森田の使うパターは古いものだが、最新のブレード型は総重量を重くして、ヘッドのトゥ・ヒールバランスを強めたり、フェース面のミーリングやインサートを工夫したり、ウェートを搭載して自分好みの重心に変えたりなど、安定したストロークができるようになっている。

最近は、とかくネオマレットなどの異形パターが人気だが、ブレード型なら、自分のストロークの問題点の発見や調子の取り戻しといった「ものさし」としても使えるなど、メリットも多い。とりあえず、自宅パターマット用での練習にはブレード型を使ってみてはいかが?

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