秋の最新ドライバー、買うならコレだ!
秋の最新ドライバーは5メーカーで10本と、春に比べると決して多くはないが、性能は「バランスタイプ」「操作性タイプ」「やさしさタイプ」「強弾道タイプ」の4つに分けられる。対象となるゴルファーのレベルや弾道のバリエーションも多く、自分にピッタリのモデルが見つかれば大きな武器になる、と試打をした石井良介プロは言う。
配信日時:2023年10月30日 02時50分
秋の最新ドライバーは10本のうち8本が、ヤマハ、ブリヂストンゴルフ、つるやの兄弟モデル。一見、デザインやブランドコンセプトは似ているが、基本性能や弾道、対象ゴルファーがきっちり分かれていて、選ぶときに迷う心配がないと石井プロ。
「どの兄弟モデルも、それぞれ操作性、やさしさ、強弾道をバランス良く備えた中・上級者向きを中心に、操作性や強弾道の飛びを重視した上級者&パワーヒッター向き、スイートエリアの広さやつかまりの良さを重視したヘッドスピードが遅めの初・中級者向きのクラブがラインナップされています。また、304㎤という超小ぶりで、狙うドライバーという概念を打ち出した『バーナー ミニ』や、強弾道が打てるのにつかまりがいい『ゴールデンプリックス TR-01 440』のような、これまであまり見られなかった個性派のクラブもあり、幅広いゴルファーがイメージ通りの弾道で飛ばせるモデルを必ず見つけることができます」(石井プロ)
石井プロに区分けしてもらったのは、操作性・やさしさ・強弾道の飛びをバランス良く備えた「バランスタイプ」、状況に合わせて球筋や弾道の高さを自在にコントロールできる「操作性タイプ」、スイートエリアの広さ・球の上がりやすさ・つかまりの良さがいい「やさしさタイプ」、パワーヒッターが風に負けない低スピンボールで飛ばせる「強弾道タイプ」の4つだ。それぞれ以下のように分けられる。
●バランスタイプ
ヤマハ RMX VD/M、ブリヂストンゴルフ B1 ST、グローブライド オノフ KURO
●操作性タイプ
テーラーメイド バーナーミニ、ヤマハ RMX VD/R
●やさしさタイプ
ヤマハ RMX VD/X、つるや ゴールデンプリックス TR-01 460、ブリヂストンゴルフ B2 HT
●強弾道タイプ
つるや ゴールデンプリックス TR-01 440、ブリヂストンゴルフ B-Limited B1 LS
「やさしさタイプ」の3モデルは、ラクに球が上がりやすくアベレージ向けといえるだろう。一方、「強弾道タイプ」の2モデルは、低弾道に風に強い球になり叩いても左へ行かないパワーヒッターの上級者に向く。秋モデルは、今年の自分のゴルフが仕上がってきたときに選ぶモデルだけに、こうしてタイプ分けされていると選びやすいだろう。