日本シャフト『N.S.PRO』のアイアンシャフト、今年の勝率は男女どちらが高かった?
日本シャフトの「2024年シーズン」のツアーレポート総括。
配信日時:2024年12月23日 03時29分
日本シャフトが、今年の国内男女ツアーの総括を報告。「2024年国内ツアーシーズンもN.S.PROのゴルフシャフトが国内男女ツアーで多くの勝利に貢献いたしました。国内男子勝率54%(13勝)、国内女子勝率65%(24勝)を獲得しています」と、同社広報。これはウェッジを除いたアイアンシャフトのみで、同社の調査によるもの。男子ツアーではどんなモデルが勝っていたのか。
「国内男子ツアーでは『N.S.PRO MODUS³』使用選手の勝率54%(全24試合中13勝)、賞金ランキングTOP10のうち7名が『N.S.PRO MODUS³』を使用。最終戦の『日本シリーズ JTカップ』での使用率は43.3%となりました。全体での使用率は 31%(※24年ツアーメンバーリスト194名のうち61名の使用)となりました。男子13勝のうち10勝が『N.S.PRO MODUS3 PROTOTYPE』で、2勝が『N.S.PRO MODUS³ TOUR130』、『N.S.PRO MODUS³ SYSTEM3 TOUR125』が1勝です」(同)
では、男子よりも試合数の多い女子ではどうだったのか。
「国内女子ツアーでは、N.S.PROシリーズでの勝率64.8%(全37試合中24勝)で、最終戦の『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』終了時点での使用率はアイアンで55.7%、ウェッジで71.4%でした。(※シード選手50人・24年シード外優勝2人・2ndリランキング上位18人計70人から算出)24勝のうち8勝が『N.S.PRO MODUS³ TOUR120』で、7勝が『N.S.PRO 950GH neo』(950GHを含む)、同じく7勝が『N.S.PRO 850GH』、2勝が『N.S.PRO MODUS³ PROTOTYPE』でした」(同)
なお、男子最多4勝の平田憲聖も『N.S.PRO MODUS³ PROTOTYPE』表記のシャフトを使用しているが「中身は市販の115(X)と同じものです」とのこと。また、女子最多8勝の竹田麗央も『N.S.PRO MODUS³ TOUR120』(S)で市販と同じものを使用していた。