PGAツアーで今季3勝、USTマミヤ『LIN-Q(リンク)BLUE EX』がついに日本上陸
「ヘッドスピードはあるけど、球が散らかる」と悩む人に、最適なシャフトが米国から逆流してきた!その名も『LIN-Q(リンク)』!(GettyImages)
配信日時:2023年10月18日 01時38分
――PGAツアー選手用に開発され、2019年にツアー投入されたUSTマミヤ『LIN-Q(リンク)』シリーズは、22-23シーズンもPGAツアーで3勝している。その実績あるシャフトがついに逆輸入! 最新作『LIN-Q BLUE EX』とは、どんなシャフトなのか。――
今季PGAツアー3勝の『LIN-Q』とは?
多くのPGAツアー選手に愛され、今季も3勝してトップ5が11回、トップ10も24回と実績十分のUSTマミヤ『LIN-Q(リンク)』。今年「ロケット・モーゲージ・クラシック」で復活の6勝目を挙げたリッキー・ファウラーも、5Wに『LIN-Q 』(8X相当)を採用している。
また、コリー・コナーズもPING『G430LST』ドライバーに『LIN-Q』(6X相当)を挿して「バレロテキサスオープン」で優勝し、5Wにも8X相当を使用する。その他、ハードヒッターのゲーリー・ウッドランドをふくめ多くのPGAツアー選手たちがこのシャフトを愛用している。
2019年にPGAツアー選手向けに開発された『LIN-Q』の特徴について、米国USTマミヤのPGAツアー担当・スコット氏はこう話す。
『LIN-Q』は基本、低打ち出し・低スピン
「近年、PGAツアーでは低打ち出し・低スピンのシャフトが求められている中、LIN-Qは低トルクでもあるため、高い操作性も選ばれる理由になります。19年から順調に成長を重ねているLIN-Qは現在トップ選手たちのバッグにも入り、PGAツアーのレベルが最高潮に達する今、最高のパフォーマンスを助ける1本とも言えると思います。
米国には既に複数モデルがあり、シリーズすべてが基本的に低打出し・低スピンですが、今回日本に展開する『リンクブルーEX』はPGAツアーでも最もポピュラーな性能と言えます。低スピンなヘッドでも安定した打ち出し角を保ち、強い球を打つことができるものです」(米国USTマミヤ・PGAツアー担当者)
『リンクブルーEX』は超プレミアム!
こう聞くと、米国のモノをそのまま逆輸入? と思ってしまうが、そうではない。今回日本に導入する『リンクブルーEX』は、高級素材(トレカ®T1100Gやトレカ®M40X)をこれでもかと使用した、ツアーで最新のプレミアムシャフトだ。
ややエンジョイ向けのイメージもある歴代『アッタス』と異なり、『リンクブルーEX』は基本的にヘッドスピードの速いアスリート向きとなる。また「ドラコンだけは絶対獲りたい!」という、マン振りする人でもエネルギーロスと左右のブレを減らせるという。
秘密の一つが、高級素材を惜しみなく使ったこと。全長に入った「トレカ®T1100G」がダウン~インパクトまでの横方向のブレをなくして安定感を生み、「トレカ®M40X」の先端補強でインパクトの押し感も強く飛ばせるという。また、振り抜き部分でも「T1100G」が効いて方向性を高められるため、「マン振りしてもOK」だとか。
独自技術『Qプライコア』でスムーズな切り返し
低トルクも特徴の一つで「打ち手の潜在能力を引き出してぶっ叩ける、飛び系の中元調子」とのことだが、他社と異なる最大の特徴が手元側に入った『Qプライコアテクノロジー』だ。「Qファイバー」というカーボンシートを独自のノウハウで配置することで、【潰れないがしなる】ため、スムーズな切り返しが可能だとか。
エネルギーロスを抑制することで飛距離に加え、方向性を重視した叩けるシャフトとなり、増幅したパワーをヘッドへ伝導して飛びを最大化するという。このQプライコアテクノロジーの恩恵でシャフト全体のフィーリングが非常によくなるため“振り心地と弾道がリンクする”という。
表面にはIP加工が施され、中身の高級素材だけでなく、シャープな復元でスピーディに振り切れるフィーリングも『リンクブルーEX』ならでは。同社が「本来なら8万円以上で販売されてもおかしくないほど」と言い切るほど、贅沢な味付けになっている。
UST Mamiya
LIN-Q BLUE EX
●中元調子●5R、5SR、5S(58g)、5SX、5X、6SR、6S(67g)、6SX、6X、7S(77g)、7X●トルク3.4(50g台)、2.9(60g台)、2.8(70g台)●税込価格55,000円
https://ustmamiya.co.jp/product/lin-q_blue_ex/