最新ウェッジ選び。あなたはフェースを開く派?開かない派?
ソール形状の多様化で選択肢が広がった最新ウェッジ。自分に合った1本を選ぶにはどうしたらいいのだろう。
配信日時:2023年7月11日 08時00分
ウェッジのソール形状は、年々多くなっている。タイトリストのSM9をとってもソール形状は7種類もある。もちろん種類が多くなるのは、自分にピッタリ合ったソール形状になる可能性があるので喜ばしいことだ。一番良いのはウェッジのフィッティングをすることだが、その前段階で、ある程度目安を持っておくのもいいだろう。その第一歩は、自分がフェースを開いて打つのか、開かずに打つのかだ。
ウェッジはフェースを開くとバンスが増えて、インパクトでソールが跳ねる力が強くなる。そのため普段からフェースを開いて球の高さやスピンを打ち分けている人は、フェースを開いてもソールが跳ねないバンスの少ない(ローバンス)、かつ幅狭ソールのウェッジがいいだろう。代表的なモデルはタイトリストのボーケイデザインSM9 Tグラインドだ。
逆に普段からフェースを開かずに打っている人は、スクエアに構えて上から打ち込んでもリーディングエッジが刺さらないバンスの多い(ハイバンス)、かつ幅広ソールのウェッジがいい。代表的なモデルはタイトリストのボーケイフォージドKグラインドだろう。
またハイバンスでもソールのトゥやヒール側を削っているモデルは、フェースを開いても跳ねにくいので、ソールの削りにも注目しよう。