シン貧打爆裂レポート『G430 MAX 10K ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2024年2月15日 08時00分
注目ポイント
ピンゴルフは、2024年2月8日に『G430 MAX 10K ドライバー』を発売しました。
2022年秋に発売されて、大ヒットしている『G430 シリーズ ドライバー』の追加バージョンになります。
『G430 MAX 10K ドライバー』のコピーは、“G430には続きがある。”と“10K飛び。”(マントビ、と読む)です。
G430の人気に更に乗っかって、その上を行く強烈な飛距離性能というコピーです。
『G430 MAX 10K ドライバー』は、ピンゴルフ史上最大のMOI(慣性モーメント)を更新しているのです。10Kは、10,000という意味なのですが、『G430 MAX 10K ドライバー』のフェースの左右方向と上下方向のMOIの合計値は10Kを超えています。
ヘッドのMOIが大きいと、どんな影響をするのかというと、インパクト時に芯からズレた場所にボールが当たっても、ヘッドが捻れずに、ブレないのです。
クラウンだけではなく、側面まで覆うようにカーボンを使用した「カーボンフライラップ・テクノロジー」は、軽量化することで余剰重量を生み出しましたが、それをソールに持っていくことで低重心になりました。
ヘッドのデザインも見直して、アドレスビューでフォルムが大きく見えるようになったことで安心感が増して、「固定式高比重ウェイト」をヘッドのソール後方に設置して深い重心も加速させています。
フェースも更に薄くしたそうです。
追加バージョンというよりも、新しいドライバーブランドにすべきだと思いました。
個人的にはMOIが大きいクラブは苦手なのですが、だからこそ、どんな感じなのか? 興味津々で試打をすることになりました。
今回のシャフトは、個人的に好きな「PING TOUR 2.0 CHROME」のSフレックスで、ロフトは10.5度です。
試打した日は、快晴で、気温は-4℃~7℃。微風でした。
使用したボールは使い慣れていて、クラブの影響だけに集中できる『TOUR B X』です。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』