「5」と「7」の文字はいずこ? 未発表の『Srixon ZXi』ドライバーヘッド「7個」が適合リストに
今週から、選手が試合に使えるようになった!?
配信日時:2024年8月28日 00時44分
8月26日、R&AとUSGAのコンフォーミング(適合)リストに、住友ゴム工業の7つの新しいドライバーヘッド(右用4つ、左用3つ)が登録された。(FW&UT、アイアンは未登録)リスト登録されたということは、選手が試合で使えることを意味しており、今週以降は、同社契約選手の動向に注視が必要だ。
2代前はスリクソン『ZX5』『ZX7』で、現行品はスリクソン『ZX5 Mk II』『ZX7 Mk II』など『ZX』の後ろに5や7の数字でモデル分けしていたが、今回登録された7つのヘッドには『ZXi』と付くものの、5や7、Mk IIIなどが確認できない。
右用4つを見ると、後ろに短くやや投影が小ぶりに見えそうなのが『Srixon ZXi TR』だ。ソールウェイトは後方のヒールに10g、トウに4g。適合リストの画像ではソールデザインしか分からないが、フェースには「i-FLEX」なる識別マーキングが4つ全てにある模様。
「同TR」以外の3つは後ろへの長さが同等に見えるが、モデル名とウェイト位置に明確な違いが。『Srixon ZXi』は、前述の「同TR」と同様にトウ4g・ヒール10gのウェイトだが、明らかに「同TR」より大きめのシルエット。この2つと全く違う、前後のウェイトが『Srixon ZXi LS』で、前10g・後4gを入れ替えられると見て良さそう。
最後にソールウェイトがなく、スリクソンのドライバーにこれまで無かった「MAX」の文字が確認できるのが『Srixon ZXi MAX』。リスト画像では見えないが、ソールの後端側が絶壁のようにも見え、他社のMAXモデルにも多いこの位置に大きなウェイトが配置されるのか。
全体に、モデル名の押し出しが控え目で、ソールデザインがかなりシンプルになった『Srixon ZXi/同TR/同LS/同MAX』。シルバーのライン加飾が「タイトリストっぽい」と感じさせ、シンプルな真っ黒デザインが「PXGっぽい」と画像では感じるが、実物やいかに。選手への供給が始まり次第、続報をお届けしたい。