シン貧打爆裂レポート『PARADYM ◆◆◆ ドライバー & PARADYM ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年2月8日 08時00分
■注目ポイント
キャロウェイは、2023年2月24日に『PARADYM ◆◆◆ ドライバー』と『PARADYM ドライバー』を発売します。『PARADYM ◆◆◆ ドライバー』は公式オンラインストアおよびCALLAWAY SELECTED STOREでの限定発売です。
『PARADYM』シリーズのドライバーは4種類あります。今回取り上げる『PARADYM ◆◆◆ ドライバー』と『PARADYM ドライバー』の他に、『PARADYM X ドライバー』と『PARADYM MAX FAST ドライバー』というラインアップです。
ツアー用のチューニングされた『PARADYM ◆◆◆ ドライバー』、スタンダードモデルの『PARADYM ドライバー』、つかまえて飛ばす『PARADYM X ドライバー』、軽さで楽に飛ばせる『PARADYM MAX FAST ドライバー』。ほとんどのゴルファーが、自分に合う1本を見つけられるようなラインアップなのだと思われます。
『PARADYM ◆◆◆ ドライバー』のコピーは、“ツアープレーヤーが好むヘッド形状 シャープに振り抜ける先進モデル”で、『PARADYM ドライバー』のコピーは、“飛びとやさしさの妥協なき融合 時代を変革するスタンダードモデル”です。
どちらも、シンプルでわかりやすいコピーです。
『PARADYM』シリーズのドライバーは、革新的なテクノロジーを採用しています。今までのキャロウェイと言えば、という信頼があるフェースの裏側でクラウンとソールを支えて初速を上げる「JAILBREAK」は、形状をY字にして重量を25%も減らしましたし、「AI FLASHフェース」も新しくなり、初速だけではなく、着弾範囲を安定させる効果を産むようです。
何よりも革新的なのは、業界初の「360°カーボンシャーシ」です。これぞ、パラダイムシフトということで、ヘッドの中央部をクラウンからソールまで全てをカーボンにしているのです。今までのような金属の骨組みは一切ありません。その結果、従来では考えられなかった余剰重量を生み出して、それを、最適に配置しているのです。これが、飛距離性能と、やさしさを別次元に引き上げるというわけです。
『PARADYM ◆◆◆ ドライバー』は、2023年の米ツアーで旋風を巻き起こしています。使用プロのジョン・ラームは、3戦で2勝。ツアーが計測しているドライバー初速も、新しいドライバーの中で他メーカーを引き離しトップです。情報通のゴルファーが注目しないわけはありません。
また、キャロウェイは、新しいブランド名のクラブを出すときには、何らかの改革があることから、スタンダードモデルの『PARADYM ドライバー』も注目されています。
『PARADYM』シリーズのイメージカラーは、コバルトのような美しいブルーです。ドライバーの外観として素晴らしく美しいのも特徴です。
ツアー用の『PARADYM ◆◆◆ ドライバー』は、僕のヘッドスピードの40m/sでも打てるのか?
スタンダードモデルの『PARADYM ドライバー』は、どのレベルのゴルファー用にチューニングされているのか?
注目しながら試打ラウンドをすることになりました。
試打した日は、晴れで、気温は3度~9度。強風でした。クラブの影響だけがわかるように、使い慣れた『TOUR B X』を使用しました。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』