初優勝の鍋谷太一。転機はタイトリストのボールだった!?
先週の国内男子「カシオワールドオープン」のツアーレポート。
配信日時:2023年11月29日 01時29分
アクシネットジャパンインクからツアーレポートが届いた。
「国内男子ツアー『カシオワールドオープン』でタイトリスト ボールプレーヤーの鍋谷太一プロが最終日を5バーディ、1ボギーの『68』でまとめ、通算14アンダーまでスコアを伸ばし2位に1打差をつけて念願のツアー初優勝を飾りました。最終日を首位タイでスタートした鍋谷プロは、前半9ホールで1つスコアを伸ばしてサンデーバックナインに突入。
首位に並んで迎えた最終ホール(パー5)で、バンカーからの第3打を60センチに寄せてバーディフィニッシュ。最後まで優勝を争った2名のタイトリスト ボールプレーヤーをかわして涙の初優勝を勝ち取りました。なお、タイトリストは4つのカテゴリ(ゴルフボール、UTメタル、UTアイアン、ウェッジ)で使用率No.1を獲得しております」(同社広報)
鍋谷とはボール契約のみだが、下記のように、契約外でボーケイウェッジも使用している。また、その契約するボールこそが、彼の覚醒の転機になっていたことを同社は明かす。➡➡➡鍋谷太一、勝因は「58度のウェッジ」 5メーカー混成セットの内訳は?【勝者のギア】
「高校在学中の16歳でプロ転向し、期待の若手プレーヤーとして注目された鍋谷プロですが、プロ入り後は使用用具(とくにゴルフボール)との相性に悩み思い通りのプレーができなかったといいます。転機となったのは2021年12月にタイトリストのツアー担当から、ゴルフボール使用の提案を受けたこと。綿密なテストの結果、『プロV1x』のトータルパフォーマンスに復調の確信を得たそう。
鍋谷プロは、2022年シーズンの初戦で6位タイに入ると年間を通じて安定したプレーを展開し、目標だった初シードを獲得。2023年は初優勝に照準を合わせて、『プロV1x』と共にここまで挑戦し続けてきました。優勝を決めた瞬間『訳わからんくらい、涙が出てきました』と鍋谷プロ。この優勝で最終戦『日本シリーズJTカップ』への初出場を決めました」(同)
【鍋谷太一の優勝セッティング】
1W:キャロウェイROGUE ST◆◆◆(10.5°ベンタスブラック6X 45㌅)
3,5W:キャロウェイROGUE ST MAX(15,18°ベンタスブラック7X)
3U:A GRIND BZH(20°ベンタスHB90TX)
4I~PW:ヨネックスEZONE CB301 FORGED(DG 100X)
52°:タイトリスト VOKEY SM9(DG 100X)
58°:タイトリスト ウェッジワークス プロトタイプ(DG 100X)
PT:オデッセイ 2-BALL TEN TOUR LINED
BALL:タイトリストPro V1x