米国テーラーメイドが、『ステルスボンバー』アイアンなる、真っ黒フィニッシュのドライビングアイアンを自社サイトにて発売。ところが、ネット予約開始から、わずか数時間で完売の表示に、テーラーメイドファンからは嘆きの書き込みも多々見られる。まずは、製品について見てみよう。
 
「このストロングロフトのティショット駆逐艦は、起きるのを待っているスティンガー（地対空ミサイル）です。ドライバーや3Wに代わる、フェアウェイファインダーと呼ぶにはあまりにもパワフルなクラブをお探しなら『ステルスボンバー』はあなたのためのクラブです。特別なクラブには特別なヘッドカバーが相応しく、これは歴史的な戦闘機からインスピレーションを得たものです。ヘッドカバーを外すと、パートナーは次のティショットが飛び立つ準備ができていることを知ることができます。

非常に爆発力があるので、番手も爆弾の絵文字にしました。これはスイングのたび導火線を叩き、爆発を見るようなもの。この17°で巨大なボールを打った後は、強烈なロールアウトで突き抜ける弾道を生み、結果を説明するには別の絵文字（驚く様子）が必要でしょう。『ステルス』アイアンと同じテクノロジーを搭載した『ステルスボンバー』はトウラップ構造のキャップバックデザインと、最も一般的なインパクト打点にまたがり賢く配置されたスイートスポットが特徴で、爆発的なボール初速と寛容性を提供します」（米国TM）
 
そのヘッドカバーに描かれたのは、アメリカの戦闘機に描かれる「ノーズアート」のモチーフに多い「シャークマウス」。米国テーラーメイドの『ステルス』アイアンには4番の用意があるが、こちらはロフト18.5°（長さ39.125㌅）のため、さらに上の番手となる。このアメリカ人好みな“遊び心溢れるクラブ”に惹かれたゴルファーの嘆きの声が下記だ。

「見た目も素晴らしく、試してみたいと思っていたのですが…発売日のお昼前に売り切れてしまいました！おそらく私のバッグには別の選択肢が見つかるでしょう」、「数時間のみご利用いただけます。限定発売であることは理解していますが、購入する機会は不十分です」、「なんと発売日に購入するチャンスもなくすでに完売してしまいました。十分な供給をしてくれなかったTMに感謝します。確かに、今夜遅くにはeBayで500ドル以上の値段で出品されるでしょう」。
 
この米国の状況なら、日本のテーラーメイドファンが導入を期待しても、肩透かしを食うことになってしまう！？