シン貧打爆裂レポート『E・R・C SOFT ボール』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年3月8日 08時00分
注目ポイント
『E・R・C SOFT ボール』は、2023年2月10日に発売されました。2019年、2021年のモデルに続く、三代目になります。前モデルも評判が良かったですが、完全なリニューアルです。
『E・R・C SOFT ボール』のコピーは、“ソフトな打球感で驚きの飛び 人気の飛距離性能が、さらに進化”です。飛距離特化型のボールのコピーです。宣伝でも「飛ぶねん!」と強調されています。飛ぶボールが大好きなゴルファーは、たくさんいるので、反応してしまう、という声が聞こえてきそうです。
『E・R・C SOFT ボール』は、ボールの命というか、エンジンであるコアが新しくなりました。『CHEROME SOFT シリーズ』にも採用されている「ハイパーエラスティック・ソフトファスト・コア」が搭載されています。ソフトなのに反発量が大きく、飛距離性能の高さで、すでに実績があるテクノロジーです。
ボール表面には、前モデルで評判が良かった「ハイブリッドカバー」を踏襲して、表面の加工を「グリップ・ウレタンコーティングシステム」にしたのです。ショートゲームでボールがフェースにしっかりと乗るようになり、スピン量が増します。表面の感じが、大きく変わりました。いわゆる、ぬめり感が強いボールになったことは間違いありません。
そして、遠くからでもキャロウェイのボールだとわかる意味でも機能する「トリプル・トラック テクノロジー」を採用しています。中央の太めの赤いライン。2本の青いラインの効果で、ターゲットをとらえやすい特徴は、パターのアライメントでも採用されているので、やめられないゴルファーが一定数います。
『E・R・C SOFT ボール』は、価格帯もツアーボールとほぼ同じぐらいのボールで、決して安くはありませんが、エースボールにしている若いゴルファーもいると聞きます。三代目というのは、長く続くシリーズになるかどうか、という勝負のボールになると思われます、二代目の使用者が、そのまま使ってくれることも大事ですが、名前は知っているけど使ったことがないというゴルファーも取り込みたいのです。必要なのは高機能を発揮して、効果が出るボールであることです。
試打した日は、晴れで、気温は4度~11度。強風。グリーンは9.5フィートの速さでした。
三代目の本気に注目しながら、打ってみました!
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』