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    スコアを崩さない「冬ギア」選び

    冬のラウンドでは、ボールがいつもより飛ばなかったり、コントロールできなかったり、本来のパフォーマンスが出にくいことが多い。それなら、愛用のギアを“冬仕様”に衣替えならぬ“ギア替え”すれば解決につながるはず。「シャフト二本持ち」「冬芝対策ウェッジ」「防寒アイテム」を上手に使って、“この冬こそ絶対ベストスコアを更新する!”くらいのモチベーションで臨んでほしい。

    所属 ゴルフライター
    高橋真之介 / Shinnosuke Takahashi

    配信日時:2023年11月27日 01時00分

    • PR記事
    • ギア
    目次 / index
    • 「シャフトの種類も豊富なので必ずフィットするものが見つかります」(山村氏)
    • 「夏用と冬用の2種類のシャフトの使い分けでスコアは変わります」(関)
    • 「冬のラウンドもこういった工夫をすればしっかりと対策できます」(山村氏)
    • 「1番手上げたウェッジで、ランニングアプローチで転がすのも有効です」(関)
    • 左のような薄芝では、右のようにボールがフェースに乗りにくい
    • 「アプローチ用、バンカー用でウェッジを分けている方も多いです」(山村氏)
    この記事の写真 9 枚を見る

    ヘッドを変えずに「シャフト二本持ち」

    気温が低いと「あれ、ボールがいつもより飛ばない…」と感じているゴルファーは多いのではないだろうか。ウェアを着込んでいて、ポロシャツ一枚よりは動きにくいなど物理的な要因もあるだろうが、クラブに関してはシャフトもウェア同様に春夏、秋冬で使い分けるとより効果的と語るのは、ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店の店長・山村大輔氏である。
     
    「クラブのヘッドは変えずにシャフトを二本持ちする方も増えてきています。例えば、同じモデルのシャフトで、冬はいつもよりフレックスが柔らかめだったり、長さを短めのシャフトを使ったりすることで飛距離をカバーできるはずです。ご自身のクラブを持ち込んで頂けるなら、様々なシャフトで打ち比べてみるのもよろしいかと思います」(山村氏)

    「シャフトの種類も豊富なので必ずフィットするものが見つかります」(山村氏)

    「シャフトの種類も豊富なので必ずフィットするものが見つかります」(山村氏)

    さらに、スイングコーチやクラブフィッターとして様々なメディアで活躍する関 浩太郎も冬のラウンドでシャフトを替えるメリットについてこう語る。
     
    「当然ながら、寒いと身体の動きが通常より悪くなってしまいます。だからこそ、クラブを微調整してコンパクトなスイングでもパフォーマンスを発揮できるようにすることでスコアメイクは可能です。それにはシャフトの長さを短くしたり、フレックスを柔らかくしたりもありますが、重量を軽くしたり、トルクが大きめのタイプを選んだりなど、自分に最も効果的にフィットするものを選ぶ必要があります」(関)

    「夏用と冬用の2種類のシャフトの使い分けでスコアは変わります」(関)

    「夏用と冬用の2種類のシャフトの使い分けでスコアは変わります」(関)

    「季節ごとにシャフトを替えるなんて、意識の高い上級者だけでしょ?」と思っていたら、それこそ大きな勘違いといえるだろう。
     
    「もちろん競技志向で上級者の方も多いですが、この“シャフト二本持ち”がアベレージゴルファーにとっても大きなメリットになるのは間違いありません。その効果を実際コースで体感して頂ければと思います」(山村氏)

    「冬のラウンドもこういった工夫をすればしっかりと対策できます」(山村氏)

    「冬のラウンドもこういった工夫をすればしっかりと対策できます」(山村氏)

    冬の薄芝対策&おすすめウェッジ3選

    夏場の密で元気な芝はどこへ行ってしまったのか、と嘆きたいほどベアグランドのように枯れて薄くなってしまった冬の芝。ボールが浮かないので、そこからボールコンタクトは難しく、トップやダフリといったミスが起こりやすい。そんな状況のなか、どんな対策をすれば克服できるのか。
     
    「冬芝でのアプローチショットは、ミスヒットというリスクをできるだけ回避しなければなりません。本来なら芝でボールがある程度浮き、フェースをボールの下に入れられるので、溝を使ってスピンコントロールできます。でも、冬芝ではボールの浮きが少なく、ボールの下にフェースが入りにくい。だから、ソール部分の膨らみの少ないローバンスタイプのウェッジを選んだりすることで、クリーンヒットしやすく、トップのミスも抑えられます」(関)

    「1番手上げたウェッジで、ランニングアプローチで転がすのも有効です」(関)

    「1番手上げたウェッジで、ランニングアプローチで転がすのも有効です」(関)

    左のような薄芝では、右のようにボールがフェースに乗りにくい

    左のような薄芝では、右のようにボールがフェースに乗りにくい

    冬芝対策として、ウェッジ選びも重要になってくる。ここでオススメしたいのがクリーブランド〈RTX6 ZIPCORE〉、ロイヤルコレクション〈BB〉、キャスコ〈DW-123〉の3本だ。
     
    「〈RTX6 ZIPCORE〉はヘッドの抜けが良く、操作性も高いのでオールマイティに初級者から上級者まで扱いやすいモデルです。〈BB〉はオーソドックスな形状ながらオートマティックでダフリやミスヒットに強く、アベレージゴルファーに間違いなく恩恵を与えてくれます。そして、もはやお助けウェッジの定番〈DW-123〉は『クアッドソールX』でアプローチやバンカー問わず、フェースを開かなくても楽に打てる設計。それぞれ個性がありますので、季節の芝の状況を考慮して組み合わせて入れても効果大だと思います」(山村氏)

    「アプローチ用、バンカー用でウェッジを分けている方も多いです」(山村氏)

    「アプローチ用、バンカー用でウェッジを分けている方も多いです」(山村氏)

    右からクリーブランド〈RTX6 ZIPCORE〉、ロイヤルコレクション〈BB〉、キャスコ〈DW-123〉

    右からクリーブランド〈RTX6 ZIPCORE〉、ロイヤルコレクション〈BB〉、キャスコ〈DW-123〉

    コーデにちょい足しするだけの“ホットな小物”

    春夏と同じスタンダードなキャップよりも、耳が隠れるニットキャップなど替えることで、防寒レベルはグッと上がる。携行しやすい折り畳みタイプのイヤーマフ、カイロポケット付きのミトン、首元を温めてくれるネックウォーマーなど気の利いた防寒アイテムしっかり準備して、自分のパフォーマンスをなるべく出せるように努めたいところだ。

    (右から時計回りに)ミトン¥6,160、イヤーマフ¥4,400(共にキャロウェイ/キャロウェイゴルフ お客様ダイヤル)、バケットハット¥6,600、ニットキャップ¥5,940(共にロサーセン/グリップインターナショナル)、ネックウォーマー¥3,850、ニットキャップ¥4,950(共にトミーアーマー/トミーアーマー事務局)

    (右から時計回りに)ミトン¥6,160、イヤーマフ¥4,400(共にキャロウェイ/キャロウェイゴルフ お客様ダイヤル)、バケットハット¥6,600、ニットキャップ¥5,940(共にロサーセン/グリップインターナショナル)、ネックウォーマー¥3,850、ニットキャップ¥4,950(共にトミーアーマー/トミーアーマー事務局)


    写真/小林孝至 撮影協力/ブリック&ウッドクラブ ヴィクトリアゴルフ御茶ノ水店

    掲載商品の購入はこちら(ヴィクトリアゴルフ オンラインストア)

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