シン貧打爆裂レポート『M.CRAFT OMOI No.04 パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年11月2日 08時00分
注目ポイント
ミズノは、『M.CRAFT OMOI No.04 パター』を2023年10月6日に発売しました。
2020年に初代の『M.CRAFT パター』が発売、本格的なパターだと絶賛され2022年の秋に二代目として『M.CRAFT OMOI パター』のNo.01~No.03の3本が出て更に評価を高めました。今回、追加バージョンとして、No.04~No.06の3本が出たのです。
この追加バージョンは、プロに供給されていたのに市販はされていなかったモデルです。発売が発表されたときにガッツポーズをとったファン待望の追加モデルなのです。今回取り上げる『M.CRAFT OMOI No.04 パター』は、ダブルワイドのヘッドに、クランクネックです。いわゆるニュースタンダードの1本。
『M.CRAFT OMOI No.04 パター』のコピーは、“重めのヘッドウェイト設計で安定性と打感が向上した軟鉄鍛造削り出しパター。フェースローテーションが大きなゴルファーにおすすめ。”です。ぼんやりとした感じなのは、わかる人だけ打ってくれれば良い、というメッセージを感じてしまうのです。つまり自信です。
「OMOI」は重量が「重い」という意味と、クラフトマンシップという「想い」を合わせたものです。裏テーマとして慣性モーメント(MOI)もあるそうです。賛否両論ありますが、僕はこの名称は純粋で良いなぁ、と感じています。カッコイイとすら思います。
究極の打感を目指し、素材、製法、設計にこだわったパターが開発の基本で、スッキリとしたサイトライン、美しい直線と曲線のデザイン、アドレスで集中できる仕上げが目で見てわかる部分になります。テクノロジーというより、一つ一つの積み上げでブラッシュアップしたのが『M.CRAFT OMOI パター』ということになります。
『M.CRAFT OMOI パター』の仕上げは、3種類。
ブラックの「ガンメタルIP」と、シルバーの「ダブルニッケル」、ブルーの「ブルーIP」になります。(ブルーIPは数量限定)
それぞれに、とても良い感じで、細かい気配りを感じさせます。高級感の演出にもなっていますし、集中力アップとしての機能性も感じました。今回試打した『M.CRAFT OMOI No.04 パター』は、「ダブルニッケル」を選びました。ちなみに、ソールのウェイトの交換用の専用キットも付属しているそうです。お得感があります。
試打した日は曇りで気温は18℃~29℃。微風。グリーンは8.5フィートの速さ。使用したボールは、使い慣れていてクラブだけの影響に集中できる『TOUR B X』です。
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』