シン貧打爆裂レポート『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年6月1日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』は、僕の場合は、ほんの少しだけ『LS ドライバー』のほうが飛距離が出ました。一発の飛びという意味です。平均すれば、使えば使うほど『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』のほうが飛ぶようになると思います。
上級者が好むフラット感を強調する工夫もあって、『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』は、振りやすいドライバーになっています。
上級者用にチューニングされたクラブは、敏感で、自由自在にボールコントロールできるようにしているものが多いですが、『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』は違います。
敏感な部分はありますが、同じボールを連続して打つほうが向いていると感じました。ちょっと退屈なくらいに、狙ったところに、ポーンと同じボールを打ち続けるイメージが湧きました。
職人気質で頑固なところがあるクラブが、上級者用として相応しいと勝手に考えているのですけれど、『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』は、少しだけそういう雰囲気があって、好感を持ちました。言葉にならないけれど、何となく惹かれるドライバー、という感じです。
ワンランク上のドライバーが欲しいというゴルファーに『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』はオススメです。また、ヘッドスピード40m/s前後だけど、気持ち良く振りきれるドライバーが欲しいというゴルファーにも『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』はオススメです。
『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』と『LS ドライバー』のどちらが良いのか?
ドローで飛ばしたいなら『LS ドライバー』を。スコアアップのために安定して飛ばしたいのでれば『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』を。
という感じの答えになると思います。
『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』は、特別なドライバーですが、難しすぎないところが最大のプラスポイントです。プロトタイプというドライバーは、通常は、ごく一部のゴルファーのためのクラブです。しかし、多くのゴルファーが使えるように生まれてきたプロトタイプドライバーもあることを『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』は教えてくれました。
まあ、残念なのは500本限定販売ということです。
気になったゴルファーは、すぐにチェックすべき1本です。
試打クラブスペック
『LS PROTOTYPE ワンクローバー ドライバー』
ヘッド素材 チタン(Ti-811Plus)
フェース素材 チタン(TP2)
ヘッド体積 460cc
ロフト 10.0度
ライ角 58.0度
シャフト SPEEDER NX FOR PRGR(S)
長さ 45.75インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』