＜全英オープン　事前情報◇19日◇ロイヤル・リバプールGC（イングランド）◇7383ヤード・パー71＞
 
開幕を間近に控えたロイヤル・リバプールの「全英オープン」で、レジェンドのドライバーに大きな変化があり、現地に衝撃を与えている。キャリアの大部分でキャロウェイのドライバーを使用してきた、フィル・ミケルソン（米国）がPING『G430 LST』を使用して練習ラウンドをしており、投入は確定的と見られる。
 
直近でジョン・ラームとの契約について「キャロウェイゴルフは、ジョン・ラームと共にこれからも戦い続けます」と、複数年の契約延長・更新を明かしている同社だが、ミケルソンは長年の関係性を更新しなかったのか。アイアンはキャロウェイ製を使用しており詳細は不明だが、ドライバーという最も重要なクラブを使用しないのには相当な理由がありそう。一部には、LIV移籍で契約停止中との噂もある。
 
▶▶ミケルソン、キャリアグランドスラムへ、二刀目に『300 Mini』を投入か
▶▶1、2Wは“オリジナルワン”の二刀流。50歳で首位、ミケルソンが7876yを攻略
 
ただ、ミケルソンは過去にもテーラーメイドのミニドライバー『オリジナルワン』や『300ミニ』を近年のメジャー大会で使用した経緯を持つ。獲りたいメジャーでドライバー二刀流に臨むことも多く、今回もその一環である可能性も……。はたして、今年使用してきた『パラダイム◆◆◆』と『G430 LST』のどちらがフィットして飛ぶのか、レジェンドの動向に注目が集まる。