＜ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ　最終日◇2日◇レイクノナG＆CC（米フロリダ州）◇6624ヤード・パー72＞

米国女子ツアーの開幕戦は、キム・アリムが65-69-67-67と4日間首位を譲らぬ完全優勝で通算3勝目をマーク。そして、ボール使用契約を結ぶ米国アクシネット社が勝利を称え「キム・アリムは『NEW 2025 Pro V1』を投入した初めての大会で優勝しました」と明かす。
 
「キムのオーランドでの今週は56ホール中45回フェアウェイを捉え（80％）、72ホール中58回のパーオン（81％）を記録。彼女は特別なフィールドで使用率2位の競合他社より7倍も多い、タイトリストゴルフボールを使用する22選手のうちの一人でした」（同社ツアー広報）
 
クラブ契約フリーと思しきキムは、PING『G430 LST』ドライバーに『TOUR AD DI-6S』を採用し、4番～10番アイアンはキャロウェイ『APEX TCB』に『プロジェクトX 6.0』。ウェッジも契約外でボーケイ『SM10』（50.08F、56.08M、58.04T）を3本採用し、パターはL.A.B. GOLF『Mezz.1』だった。契約するタイトリスト製ボールに関してはこうコメントしている。
 
「私は一貫性を重視しています。飛びすぎず、スピンしすぎず、すべてのショットで同じスピンと同じ飛び方の一貫性がすごく重要です。私の強みは、どんな形でもボールを打てることで、フェードも欲しいしドローも欲しい。でも、ドローはやりすぎず、フェードもやりすぎずがいい。だから、安定した飛行とスピンが必要なんです。タイトリストのボールや約10年間使っていて、以前は2つの異なる競合ブランドを使用していましたが、タイトリストの方が安定していると思います」（キム・アリム）