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シン貧打爆裂レポート『Mizuno Pro 243 アイアン』

シン貧打爆裂レポート『Mizuno Pro 243 アイアン』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2023年9月14日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『Mizuno Pro 243 アイアン』は、新しい時代のツアーキャビティのお手本になろうとしているアイアンを感じました。まずは、王道としてツアーキャビティとしての性能は言うことなしです。マッスルバックのアイアンでは、スピンが効きすぎてしまうと感じるゴルファーにとって、『Mizuno Pro 243 アイアン』は最強の味方です。

また、過剰なやさしさは要らないけれど、周囲にはわからない微妙なところで助けてもらいたいという渋いゴルファーにも『Mizuno Pro 243 アイアン』は、ただひとつの選択になる可能性があると思います。

興味深いのは、『Mizuno Pro 243 アイアン』のシャフトの選択肢です。試打したのは「ダイナミック ゴールド 120」でしたが、「N.S.PRO MODUS3 TOUR105」もあるのです。ハードヒットできるゴルファーも、少し体力的に自信がなくなってきたゴルファーにも対応しますよというメッセージを感じました。

話が前後しましたが、新時代のツアーキャビティのお手本というのは、飛距離性能のことです。『Mizuno Pro 243 アイアン』は、間違いなく過去のツアーキャビティで最も飛距離性能が優れています。若干の慣れは必要ですが、狙ったところにキッチリ打って、スコアを作っていくアイアンとしての完成度は素晴らしいです。

『Mizuno Pro 243 アイアン』は、気軽に使い熟せるほどのやさしさはありませんが、ある程度芯に当てることができる基礎力があれば、自分のゴルフに磨きをかけ続けるアイアンになってくれます。他に代わりが効かないという意味で、『Mizuno Pro 243 アイアン』は孤高のツアーキャビティなのです。

試打クラブスペック

『Mizuno Pro 243 アイアン』

ヘッド素材 クロムモリブデン鋼 SCM4120(#5~7)
マイルドスチール S25CM(#8、#9、PW)
ロフト #5/25度、#6/28度、#7/32度、#8/36度、#9/40度、PW/44度
シャフト Dynamic Gold 120 (S200)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員
連載

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』

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