シン貧打爆裂レポート『PARADYM AI SMOKE ◆◆◆ ドライバー』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2024年1月25日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』は、最上位機種として、妥協なくできています。
ヘッドスピードだけではなく、持ち球をしっかりと打てる技術があることが求められます。
ディープフェースで小振りに見えるヘッドは、最先端のドライバーというより、懐かしさを感じさせます。ドライバーは、アドレスビューも機能だという考え方もありますので、それだけで『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』に惚れてしまうゴルファーもいると思われます。
『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』を打ってみて、不思議なのですが、変な当たりでも、まあまあぶっ飛ぶのです。弾道だけを見れば、平均で225ヤードなんて嘘だという色々な種類の球筋のオンパレードでしたが、結果として、それなりに飛距離が出ていたのです。
ヘッドスピードが45m/sを超えているゴルファーにも打ってもらいましたが、トップ目の低いボールでも280ヤード飛んでしまうことに、打った当人が戸惑っていました。
『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』で特別な部分は、フェースの上下に当たったときの特性です。
普通はフェースの低めに当たると浮力が大きくなり、力不足を補えますが、『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』は、そのテクニックは使えません。低く飛び出して、そのまま低空飛行してしまうのです。
フェースの上側に当たったときは、高めの打ち出しで、低スピンになります。これを上手く使うにはヘッドスピードが43m/s以上は必要かもしれません。
ただ、変なところに当たって、良くない弾道でも飛距離は出てしまうので、ゴルファーは夢見てしまいます。もっとちゃんと当たれば、もっと飛ぶかもしれない、と。
繰り返しになりますが、曲がらないドライバーが増えて、持ち球を操りたいゴルファーにとって辛い時代ですが、『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』は、そういうゴルファーにオススメです。
敏感に曲げられるドライバーは現在の市場に少ないので、『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』は大切です。
不思議な飛距離体験をしたいゴルファーには、『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』と『PARADYM Ai SMOKE』シリーズのドライバーを打ってみることをオススメします。
試打クラブスペック
『PARADYM Ai SMOKE ◆◆◆ ドライバー』
ヘッド素材 8-1-1チタン+トライアアクシャル・カーボンクラウン+フォージド・カーボンコンボジットソール+スクリューウェイト×2
フェース素材 鍛造 FS2S チタン/Aiスマートフェース/フェースカップ
ヘッド体積 450cc
ロフト 9.0度 (9.0度、10.5度もあり)
ライ角 57.0度
シャフト TENSEI 60 for Callaway (S)
長さ 45.5インチ
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』