16年モデルを使う桑木志帆がついにアイアン変更か!? 長野泰雅も投入したブリヂストンの未発表キャビティ
4日、市原ゴルフクラブ市原コース(千葉県)にてブリヂストンスポーツの新商品試打ラウンドが開催。桑木志帆と長野泰雅に新アイアンの魅力を聞いた。
配信日時:2024年7月24日 22時05分
24日、市原ゴルフクラブ市原コース(千葉県)にてブリヂストンスポーツの新アイアン、ウェッジ、パター、ボールの試打ラウンドが開催された。本イベントには、「資生堂 レディスオープン」でツアー初優勝を果たした桑木志帆と、初優勝に期待のかかる長野泰雅が参加。担当者からは「発売前なので……」とクラブの詳細を聞き出せなかったが、ともに21歳の2人に新アイアンの魅力を話してもらった。
2人が試打していたのは『241CB』と刻印されたキャビティアイアン。2人とも口をそろえて「抜けが良い」と絶賛する。それぞれどんな点を気に入っているのか。
桑木は2016年に発売された『TOUR B X-CB』をジュニア時代から使い続けているのだが、「新しいアイアンは『TOUR B X-CB』と似たような感じ。バックフェースが厚めで、打感がやわらかくてすごい良くて好きなので、替えるなら一番の候補」とテスト中。「最近ショットの調子が悪いのもあって、(アイアンを)替えたくないという気持ちは少なくなった」と、後半戦での新アイアン投入を示唆した。
一方、長野は現行モデルの『221CB』を使っていたが、2週前の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント」から『241CB』をバッグイン。6月は「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」から3戦連続予選落ちしていたが、新アイアン投入初戦で4試合ぶりに予選通過。初日と3日目に「67」をマークするなど、復調の兆しを見せている。
「打感が前作より少しやわらかくなりました。自分の感覚としては易しくてつかまりがいいなと。4番、5番が少し苦手でしたが、全部の番手で安定した球を打てています」と手応えを口にする。男子では長野をはじめ、宮里優作、宮本勝昌、堀川未来夢、木下稜介、比嘉一貴の6人、女子では吉田優利、鶴岡果恋、松田鈴英がすでに『241CB』を投入している。
男女ともにシーズン折り返し。桑木は「今季複数回優勝したい。新しいアイアンでも優勝できたらいいですね」、長野は「自分も早く優勝したい」と意気込む。2人の活躍はもちろん、その活躍を支えるクラブにも注目だ。