年間王者ホブラン使用でPLDパター人気に拍車!?そもそもPLDって?
今年のUSPGAツアーは、ビクトル・ホブランが最終2戦で連勝、さらに下部ツアーのコーンフェリーツアーでもチャン・キムが連勝して終わるという、まさに彼らの契約するピン旋風が吹き荒れた。そこで彼らの使っているパターに注目してみよう。
配信日時:2023年8月30日 07時51分
初の年間王者に輝いたビクトル・ホブランの優勝パターはピンの「PLD DS72(カスタム)」、日本でもおなじみのチャン・キムのパターは「PLD ANSER(カスタム)」だった。そもそも「PLD」とは何を意味するのか。
ピンの本拠地、アメリカのアリゾナ州にはパター専門の研究開発室がある。世界中で契約しているプロを勝利に導くために最先端のツールを駆使した研究が行われているのだ。その研究開発室を「PING PUTTING LAB」というが、その開発室の名を冠したパターを「PUTTING LAB DESIGN」といい、その頭文字を取ったものが「PLD」というわけだ。
「PLD」パターは、最高品質の303ステンレススチールを精密な鍛造製法で削り出し、プロが求める形状、打感、打球音を実現したヘッド、そして最も打感と転がりが良いデザインを採用し、ツアーでも実証済みの新ディープAMP(アンプ)溝を搭載している。また、ヘッドとシャフトのカラーを連動させ、統一感を持たせたこだわりのデザインも特徴。マットブラック仕上げの「ANSER」「PRIME TYNE 4」「ANSER D」「ANSER 2」「OSLO 4」には、それぞれ同様のマットブラックのカーボン、スチールシャフトを搭載。サテン仕上げの「ANSER 2」「DS 72」には、シルバークロームシャフトを搭載。世界でも最高峰の逸品がそろう。
一度手に取ってみると、そのこだわりと重厚感がダイレクトに感じられ、すぐにでも打ってみたくなる。価格は税込み66,000円と値が張るが、試してみたい一本だ。