米国アクシネット社が、新たなキャメロンパターのツアー検証プロセスを開始した。「新しいスコッティ・キャメロン『ファントム プロトタイプ』パターがハワイに到着し、今週のソニーオープンでPGAツアー選手は、2024年に向けたスコッティの新しいマレットデザインの4つを初めて目にしました」（同社広報）

キャメロンパターの“ツノ型”といえば、『ファントムX5』を例に、末端まで幅広なものに馴染みがある。が、今回投入された内2つは先尖り。

アライメント部を見ると、『T-7.5』刻印のヘッド（画像右端）には、集中力が高まりそうな矢印型のデザインが。これに見覚えのあるキャメロンファンも多いはずで、昨年末の限定モデルで美し過ぎる『マイガール』と色違いに見える。
 
同社は「新しいファントムファミリーから追加される6つモデルは、スコッティ・キャメロンのツアー担当者ドリュー・ペイジとブラッド・クロークによって今後数週間以内に発表される予定です」とするが、エレガントなツノ型が今後市販される可能性には大歓迎だ。

ちなみに、先週のPGAツアー開幕戦「ザ・セントリー」では、既にナックルネック付きの『T-5』（画像左端）をキャメロン・ヤングが投入して「私のアライメント調整に役立っています」と話しているとか。
 
“先尖り”なツノ型マレットのラインナップは、各メーカーがラインナップしているが、今回の“エレガントな”プロトタイプは、特にキャメロンファンの熱視線を集めそう。即投入者が現れるかどうか、ツアー動向にも注目したい。