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    なぜツアープロはアイアンはハーフキャビティなのに、ウェッジはマッスルバックを使うのか?

    マッスルバックのアイアンを使用するプロは男子でも決して多くない。寛容性という意味でキャビティ&ハーフキャビティや複合素材のモデルにメリットが多いからだ。一方で、ウェッジは依然としてマッスルバックが多い。その理由は何なのか。最新モデルを集めて検証してみた。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年11月20日 02時00分

    • ギア
    イメージよりボールが飛んでピンをオーバーすると下りパットが残るし、グリーン奥にこぼれてトラブルになる可能性がある。マッスルの「オーバーしない」はアプローチにおいてメリットになる
    イメージよりボールが飛んでピンをオーバーすると下りパットが残るし、グリーン奥にこぼれてトラブルになる可能性がある。マッスルの「オーバーしない」はアプローチにおいてメリットになる
    • 反発力はキャビティが上だが、そのぶん、フェースに球が乗る感覚に差が出る。マッスルはゆっくりボールを飛ばしながら、スピンを利かせやすい
    • 厚みが均一なマッスルバックは打感が良く、インパクト時の打点のフィードバックもしっかりある。キャビティはソフトでも少しぼやけた打感になる
    • ヘッドサイズはマッスルの方が小さくなり、そのぶん、ラフなど悪いライで抜けが良くなる。キャビティは抵抗を受けて抜けにくさを感じやすい
    • 低重心化しつつ、ネックを高くすることでヘッドの上と下に重量を配分。結果、ヘッドが前に進もうとするタテの慣性モーメントが高い。インパクト時のロフト変化が起きにくいので、ミスヒットへの強さを出しつつ、打ち出し高さも安定する
    • 溝の間隔を狭くし、本数を増やすことでよりスピンがかかりやすくなったことも特徴的。悪いライで芝や水分を弾き出す役割も果たすため、あらゆる状況から安定したスピンがかかりやすくなっている
    • 「バックフェースに複雑な構造を採用していたメーカーでも、最新モデルではマッスルバックに“回帰”するケースが増えています。プロの声を聞き、開発を進める中でメリットの大きさに改めて気付いたということでしょう」(筒)
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    反発力はキャビティが上だが、そのぶん、フェースに球が乗る感覚に差が出る。マッスルはゆっくりボールを飛ばしながら、スピンを利かせやすい
    厚みが均一なマッスルバックは打感が良く、インパクト時の打点のフィードバックもしっかりある。キャビティはソフトでも少しぼやけた打感になる
    ヘッドサイズはマッスルの方が小さくなり、そのぶん、ラフなど悪いライで抜けが良くなる。キャビティは抵抗を受けて抜けにくさを感じやすい
    低重心化しつつ、ネックを高くすることでヘッドの上と下に重量を配分。結果、ヘッドが前に進もうとするタテの慣性モーメントが高い。インパクト時のロフト変化が起きにくいので、ミスヒットへの強さを出しつつ、打ち出し高さも安定する
    溝の間隔を狭くし、本数を増やすことでよりスピンがかかりやすくなったことも特徴的。悪いライで芝や水分を弾き出す役割も果たすため、あらゆる状況から安定したスピンがかかりやすくなっている
    「バックフェースに複雑な構造を採用していたメーカーでも、最新モデルではマッスルバックに“回帰”するケースが増えています。プロの声を聞き、開発を進める中でメリットの大きさに改めて気付いたということでしょう」(筒)
    「打ち出し高さはキャリーに影響し、距離感につながる大きな要素です。またイメージの出やすい高さは人によって変わります。そのため、自分のイメージに合う打ち出し高さのモデルを選ぶことが大切です」(筒)
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    反発力はキャビティが上だが、そのぶん、フェースに球が乗る感覚に差が出る。マッスルはゆっくりボールを飛ばしながら、スピンを利かせやすい

    マッスルバックのアイアンを使用するプロは男子でも決して多くない。寛容性という意味でキャビティ&ハーフキャビティや複合素材のモデルにメリットが多いからだ。一方で、ウェッジは依然としてマッスルバックが多い。その理由は何なのか。最新モデルを集めて検証してみた。

    ボーケイ、キャロウェイ、BS、フォーティーン、ピンの最新ウェッジで一番打ち出しが低かったのは? 顔はけっこう違いました【写真】

    ウェッジではフルショットだけでなく、振り幅や力感を変えて、さまざまな距離からピンを狙っていく。キャビティは寛容性ゆえにボールが飛び過ぎて距離がブレることがあるが、マッスルバックだと構造的に狙った距離を飛ばしやすくなっている。

    キャビティや中空など、やさしさを追求したヘッド構造のモデルが増えるアイアンに対し、ウェッジはマッスルバックがずっと主流になっている。ギアコーチの筒康博は、「ウェッジの役割を考えるとマッスルバックのヘッド構造が最も合理的」と分析する。

     「アイアンのようにフルショットが主のクラブは、打点ブレに強いキャビティにメリットがあります。しかし、ウェッジはピンを狙うためにさまざまな距離を打ち分ける必要があります。そのためにはイメージ通りにヘッドを操れて、打点のフィードバックがあり、抜けもいいマッスルバックにメリットがあります。そもそも短く重いウェッジはミート率が一定しやすいクラブ。最新モデルはタテの慣性モーメントを高めていますので、プロ、アマ問わず、アプローチをやさしくするクラブに進化しています」

    ■試打したウェッジリスト
    キャロウェイ OPUS
    ブリヂストン バイティングスピン
    フォーティーン FRZ
    タイトリスト ボーケイ SM10
    ピン s159

    ■試打・解説 筒 康博
    つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ ギアコーチ”。インドアゴルフレンジKz亀戸店でヘッドコーチとして日々アマチュアの悩みに応えている。

    ■試打・解説 小坂圭司
    こさか・けいじ/インドアゴルフレンジKz亀戸店支配人。所属コースでクラブチャンピオンを取った経験を持つトップアマで、ドライバーの飛距離は300ヤードを超える。

    ◇ ◇ ◇

    山下美夢有の14本を激写。関連記事【山下美夢有の高いパーオン率の秘密を直撃! 「大き過ぎず滑ってくれるアイアンとしなり過ぎないシャフトがいい」】を読めば、その強さに秘密が分かる。

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    ボーケイ、キャロウェイ、BS、フォーティーン、ピンの最新ウェッジで一番打ち出しが低かったのは? 顔はけっこう違いました
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    ドライバーからパターまで! 【最新】クラブカタログ

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