欧州ツアー7勝 トミー・フリートウッドは22歳年上の奥さんが大・大・大好き
2024年のDPワールド(欧州)ツアー初戦となった「ドバイ招待」にて、ツアー7勝目を挙げたトミー・フリートウッド(イングランド)は、“超”愛妻家だった。
配信日時:2024年1月24日 06時02分
ロイヤルリバプールGCで開催された2023年シーズン最後のメジャー「全英オープン」。3日目を最終組でプレーした地元イングランドのトミー・フリートウッドには大歓声が送られていた。リバプールからわずか車で30分のサウスポート出身、32歳。ロングヘアとヒゲがトレードマークで大人気なのだが、理由はそれだけではない。
優勝争いを静かに見守っていたクレア夫人はなんと“22歳”年上で現在54歳。17年、当時26歳のフリートウッドと48歳のクレア夫人との「年の差婚」は、世の多くの独身女性にとって“救世主”、羨望のまなざしが送られていた。
二人の出会いは15年。クレアさんは当時、スポーツマネジメント会社の要職でフリートウッドを獲得しようと熱心に勧誘していた。その甲斐あってフリートウッドは所属選手になり、クレアさんが担当になるのだが……あっという間に二人は恋に落ちてしまったという! 当初は順風満帆といかず、15年5月にトップ50だった世界ランキングは、16年9月に188位まで低迷。だが、翌年1月の「アブダビHSBCゴルフ選手権」で勝利、その苦しい時期を支えたのがクレアさんだった。
この年の12月、タイガー・ウッズ(米国)主催の「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」に出場する傍ら、開催地のバハマで仲間たち約30名を前に小さな挙式を挙げた。その約2カ月前、二人にとって第一子となる男の子フランクリン君が誕生。クレア夫人の二人の息子、オスカー君とマレー君と合わせて3人の息子のパパとなった。
ちなみに英国はゴシップが大好きな国。その中で「いろいろと言われるけど僕たちには関係ないよ」と、フリートウッドは堂々とクレア夫人と手をつないでどこにでも登場。「クレアはとても若く見えるし、ボクはゴルフで日焼けしているから老けているんだ」とラブラブぶりを発揮。結婚当初は公私を分けるためにマネジメントは他に任せることも検討したが、「やっぱりクレアがいい。彼女は完璧!」と現在は夫婦二人三脚で歩んでいる。
家族写真をSNSに投稿するフリートウッド。結婚して、ますます人気・実力アップとは、やっぱりクレア夫人のお陰だろう。(文・武川玲子=米国在住)
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