知ってるようで知らないマスターズ豆知識「練習日でも1日の売り上げが5億円!」
いよいよ夢舞台「マスターズ」が4月11日(木)から4日間の日程で始まる。松山英樹をはじめとするトッププレーヤーの戦いが気になるところだ。その戦いをさらに面白く見るために、マスターズにまつわるさまざまな豆知識を仕入れておこう。
配信日時:2024年4月8日 02時15分
いよいよ4月11日(木)からオーガスタナショナルGC(米国・ジョージア州)で、マスターズが始まる。2021年大会で日本人初優勝を果たした松山英樹の活躍も気になるところだが、マスターズといえばコースや歴史など、さまざまな逸話が存在する。そこで知っているだけでテレビ観戦がさらに面白くなり、ゴルフ仲間にも自慢できる豆知識を紹介しよう。
●練習日でも記念グッズの売り上げなどが、1日で5億円!
過去に荒天で練習日が1日キャンセルになったことがあった。記念グッズなど、その日のマーチャンダイズの損失を試算したところ、なんとおよそ5億円。単純計算でもマスターズは1週間で35億円を売り上げていることになる。
●度肝を抜く新メディアセンター!
記者たちの仕事場となるメディアセンター。通常のトーナメントは仮設の建物が使われるが、マスターズは別格。2017年に完成した5代目メディアセンターは白亜の壮大な建物で、国際会議場のようなホールや高級ホテル並みのラウンジ、レストラン、資料室、ギャラリーなどを備えている。しかも中身は超ハイテク。会見場で記者が質問しようと手を挙げると「はい、では○○さん」と名指しされる。顔認証システムを導入しているため、記者の顔はすべて登録されているのだ。
●オーガスタナショナルは領域を拡大中!
約200億円で新たに取得した隣接地と現敷地をつなぐため、6車線の一般道を横切る巨大トンネルまで完成。いずれはホテルやビジターセンターなどを備えた街になるという噂も。ちなみに13番ホールの距離延長のための用地買収には約45億円を投じたといわれている。
●会員名簿は完全非公開
オーガスタナショナルのメンバーはわずか300人ほど。名簿は完全非公開だが過去に一度だけ、USA TODAY紙がすっぱ抜いて公開したことがある。
解説・三田村昌鳳
みたむら・しょうほう/ゴルフジャーナリスト。1949年生まれ、神奈川県出身。74年以来、40回以上マスターズを取材。95年米国スポーツライター・ホールオブフェイム、96年第1回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞など受賞。日蓮宗の僧侶として自坊の住職も兼ねる
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