JLPGAが環境配慮を目的とした新プロジェクトをSNSにて公開 菅沼菜々と大里桃子が植樹式へ
JLPGAが公式インスタグラムでJLPGAブライトナーの活動内容を報告した。
配信日時:2023年3月23日 09時40分
「活動報告from宮崎」と、JLPGAの公式インスタグラムが投稿した。写真には2023年のJLPGAブライトナーに任命された菅沼菜々と大里桃がフィニッシュのようなポーズで写っていた。
JLPGAブライトナーとは、JLPGA が定める独自の基準や方法により選出されたツアー選手らの代表としての役割を担当するメンバーのこと。女子プロゴルフの未来を鮮やかに美しく輝かせるための活動をしていくのが目的。
続けて「1枚目」と書かれ、「昨年の #JLPGAツアー選手権リコーカップ で、環境への配慮を目的として導入した『木製観戦スタンド』」「このプロジェクトの一環として、木製スタンド使用相当量の杉の苗木を宮崎県の耳川地区に植樹させていただきます」「これに先立ち植樹式が開催され、選手を代表して #JLPGAブライトナー の #大里桃子 選手と #菅沼菜々 選手が出席しました」と、写真の説明とともに今回のプロジェクトである、2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組み活動の報告を記した。
菅沼らが杉の苗を植えた耳川流域の森林は、98%が民有林(国が所有する国有林以外の森林)という全国でも珍しい森林と言われており、古くから地域の人々が大切に育てて生活の糧にしてきたようだ。耳川は宮崎県の3大河川の1つで、流域一帯の気候は温暖多雨で耳川の水量は非常に豊富。そのような環境のなかで育つ木がツアーの観戦スタンドになるのはとても素晴らしいことだ。
さらに「2枚目」から「昨年の #JLPGAツアー選手権リコーカップ で優勝した #山下美夢有 選手の手形モニュメント除幕式が、宮崎市内の一番街商店街アーケード内特設会場で行われました 地域をあげてゴルフの盛り上げに取り組んでいる宮崎県のシンボルの一つとして、山下選手の手形が新たに展示されています」と、同じくブライトナーの山下美夢有が自身の手形モニュメントを指している写真が載せられている。
宮崎市の中心部に位置する西橘通り(ニシタチ)を中心とした3カ所に手形モニュメントが設置されている。これまでタイガーウッズ(米国)、青木功、宮里藍、王貞治、長嶋茂雄などアスリート23人の手形が飾られてきたが、そこに山下も新たに加わったのだ。投稿に映る山下の笑顔がその喜びを表している。