警察官からティーチングプロへの転身

「ここに来る前は山口県警に勤める警察官でした」という異色のティーチングプロ・吉竹千絢。ゴルフ好きが高じての転職となったわけだが、独学であらゆるメソッドを吸収し、JLPGAティーチングプロA級に合格したという、なかなかの強者だ。「今まで、特に試合に出るなどの競技経験は一度もなかったので、ティーチングプロの実技試験の時に初めてアテストというものを知りました（笑）」と屈託のない笑みで話す吉竹。その特異な経歴のせいか、一からゴルフを始める人の悩みや改善点が心底理解できるという。

いざ、レッスンを受けてみた感想としては、アドバイスや改善点が理解できたうえに、「あ、ゴルフってやっぱ楽しい♪」と率直に思えたことに尽きる。こればかりは生徒と先生の相性もあるかもしれないが、非常に親しみやすく、通いたくなるのがわかる。良い意味で堅苦しくなく、圧迫感がない。アットホームな雰囲気さえある。

「私はジュニアゴルファー出身でもなく、キャリア的にはゴルフエリートではありません。だからこそ、ティーチングプロという資格を取るために、色々と自分なりに考え抜き、最短距離で上手くなれる方法を必死で模索してきたつもりです。そういった面からも、かなり柔軟に個人個人に合わせたレッスンのカスタマイズを行い、初級者から上級者までニーズに合わせて効率的にスコアアップできる方法をご提案できると思っています」（吉竹）
例えば、ゴルフを始めたばかりの会員の方をたった3ヶ月で100切りさせたというのも納得できるほどの懇切丁寧なレッスン。元警察官ならではの職業病ともいうべき、細やかな観察力と鋭い洞察力がティーチングプロという分野にも大いに活かされているのかもしれない。

レッスン後はトレーニング＆ボディケア

50分間のレッスンを終え、同フロアにあるトレーニングルームへ移動。トレーナーであり、鍼灸師でもある山崎結貴氏は一般からアスリートまで上質なトレーニングやボディメンテナンスを行なっているマエストロ的存在だ。

「ゴルフのレッスンの後には何かしら課題が見えてきます。ティーチングプロとも連携して、どこを鍛えたり、また柔軟性を持たせることで効率的にスイングできるか、パフォーマンスを最大限に発揮できるかを考えます。このようなオペレーションがスムーズにできるのは〈パーソナルベストプレミアム〉ならではのチームワークであり、強みではないでしょうか」と山崎氏。

トレーニングをひと通りこなした後は、ボディケアへ。マッサージや鍼灸で疲れた身体を癒してもらう。もはやプロアスリートになったような気分を味わえるのも〈パーソナルベストプレミアム〉の醍醐味といえるだろう。山崎氏曰く「身体のどこかが不調だったり、姿勢が悪かったり、そのままにしておくと、せっかくのゴルフにも支障が出てきます。だからこそ、ストレッチや鍼灸、マッサージなどを駆使したボディケアで、しっかりと改善して行くことが大切です。ゴルフを生涯スポーツとして長く続けて頂くためのお手伝いがしたいですね」とのこと。

食のプロによる栄養管理

ボディケアのあとは一階にある会員限定のカフェに向かう。日本代表の体操選手を始め、数多くのプロアスリートのサポートも行なっている管理栄養士・相川 望氏による、こだわりのフードメニューも予約できてしまうのが嬉しい。

「トップアスリートになればなるほど、高いパフォーマンスを維持するためにも栄養バランスを含め、“食”というものについてしっかりと考えています。〈パーソナルベストプレミアム〉では、健康な身体作りのため、野菜、肉、魚等、厳選した食材を使用したフードメニューをご用意しています。（相川氏）

練習の後に会員同士でゴルフ談義をしながら食事したり、お酒を飲んだりもできてしまう。さらには東京都内ではここでしか味わえないという三重県の「金川珈琲」のとっておきのコーヒーもたまらない。相川氏は「スポーツ栄養士としての観点から、食に関するアドバイスもさせて頂いています。会員の皆様が健康的なゴルフライフを過ごせるよう、身近な栄養士としてお役に立てられたら幸いです」と熱心に語ってくれた。

理想的なゴルフライフをトータルプロデュースしてくれる〈パーソナルベストプレミアム〉。会員料金は「打ち放題プラン（月額￥19,800）」や「ゴルフレッスンプラン（月額￥44,000〜）」を用意。ゴルフレッスンのみを受けて終了、というありきたりの関係性ではなく、プロフェッショナルなスタッフが会員それぞれに寄り添い、親しみやすいゴルフコミュニティを構築している。ゴルファーにとっての桃源郷のような〈パーソナルベストプレミアム〉なら、あなたにとって新しいライフスタイルを提供してくれること間違いなしだろう。

パーソナルベストプレミアム


写真／山上 忠