渋野日向子が「オンリー!」と大絶賛したアディダスの新作『ZG23』シューズを履いて記者がラウンドしてみた
2021年に登場し大人気を博したZGシリーズは、国内フットウェア市場を席捲。世界のプロゴルファーから愛用され続けたZG21からフルモデルチェンジした『ZG23』を記者が実際に履いてラウンドしてみた。
配信日時:2023年2月27日 09時56分
アディダスゴルフとアパレル契約を結んだ渋野日向子が「これオンリーです!」と、話すほど気に入っているニューモデルシューズ『ZG23』。世界のプロゴルファーから信頼され続けていた「ZG21」がフルモデルチェンジしたフットウェアである。
アディダスゴルフのアジアパシフィックのビッグイベント「2023 adidas Golf APAC invitational」で、『ZG23』を実際に履いてラウンドする機会を得たので何がすごいのかをレポートする。
18ホールラウンドをしてまず感じたのは、その軽さと歩きやすさ。そのうえスイング中のグリップ感が強く、安定して振ることができた。特に傾斜時での横ブレがしにくく、安心して打てた。ラウンドが終わってから、足の疲労をあまり感じなかったことも驚きだった。
『ZG23』は、アディダスの競技用マラソンシューズなどに使用されている軽量な発泡系クッショニング素材「LIGHTSTRIKE PRO」を取り入れて極軽量化させている。さらに、ミッドソールに変形しづらく高い反発性能を持つ素材を採用し、スイング時の強い蹴り上げに即座に反応しパワーをアウトソールに伝える機能があるという。
個人的な意見だが、私はスイング中の下半身の動きをとても重要視している。バッスイング時は下半身の動きを抑え、ダウンスイングで左に踏み込んでから腰の回転とともに右足を蹴り上げていくように意識しているため、軽量でありながら強い反発力を持つミッドソールが入った『ZG23』は最強なアイテムだと感じた。
『ZG23』はボアタイプだけでなく、紐タイプもあるので使いやすいほうを選べる。カラーはシンプルな組み合わせが揃っているため、ウェアに合わせやすい。
■強いホールド感をつくっているのは?
新たに開発した「ULTRA-LIGHT STABILITY FIN」は、スイング時に大きく負荷がかかるシューズのアッパー部各所にカベを作るような構造で、シューズ全体の安定感を確保する役割がある。また、外側だけでなく足裏部と内側部分にも設置することによって、トルクを制御している。
■極軽量・高反発の秘密は?
アディダスの競技用マラソンシューズなどに使用されている軽量な発泡系クッショニング素材「LIGHTSTRIKE PRO」 を、ゴルフシューズで初採用。ミッドソールにフルレングスで搭載している。変形しづらく高い反発性能を持つという素材の特性によって、スイング時に強い蹴り上げに即座に反応し、そのパワーをアウトソールに伝えることができる。 また表面層がソフトなため、スパイクシューズとは思えないような快適な履き心地も実現している。
■極上のフィット感が特徴
足をラッピングするパネル構造の「TRI-WRAP CLOSURE」は、軽量かつ高い安定感だけでなく、2 つのパネルの動き によって着用者の足型に自動的にフィットしホールドする仕組み。パネル部分は薄さと軽さ、強さすべてをあわせ持つモノフィラメント素材を採用して、快適性と安定感を両立している。