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    マナーでかぶる帽子に、スコアアップに繋がるカギがあった!

    帽子も選び方ひとつ間違えると、スコアに影響が出かねない……。そう警鐘を鳴らすのは、「うで体」「あし体」でおなじみのアスリート・コンサルタント、鴻江寿治(こうのえ・ひさお)だ。

    配信日時:2023年3月7日 01時00分

    • ゴルフライフ
    • ツバが短いのが「うで体」用、長いのが「あし体」用のキャップ
    • ツバが短いのが「うで体」用、長いのが「あし体」用のキャップ
    • 筆者も実際のテスト。時間の関係で球数が少なかったものの、ツバが短い「うで体」用帽子の方がスムーズにスイングでき、飛距離も伸びた
    • 天本ハルカは「うで体」用キャップを愛用(写真は2022年CATレディス)
    • 天本ハルカは「うで体」用キャップを愛用(写真は2022年CATレディス)
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    2021年の東京オリンピックでは野球・ソフトボール日本代表トレーナーとして帯同するなど一流のアスリートから絶大な信頼を得ているアスリート・コンサルタント・鴻江寿治氏。過去にゴルフ雑誌ALBAで連載をもつなど、ゴルファーの認知度も高く、ご存知の方も多いでしょう。提唱する“鴻江理論”では、人間の体を「うで体」と「あし体」に分けた2つのタイプを確立しています。そしてそれぞれのタイプに合う体の使い方を示していますが、道具の選び方にも注意が必要といい、ゴルフのラウンドには欠かせない帽子もスコアを大きく左右する要因が隠されている、というのです。

    ※取り急ぎ、自分が「うで体」か「あし体」かをチェックしたい人はこちらの診断シートへ!
     
    鴻江氏に話を聞いてみると、「人間の体は、猫背型のうで体と、反り腰型のあし体の2つに分かれます。体の正しい使い方がそれぞれあり、逆のタイプの動きをすると、ミスヒットの原因になり、飛距離が出ない、曲がるなどにつながることもあります。ゴルフにはさまざまな理論がありますが、流行りの理論を鵜呑みにすると、自分のタイプとは違う動きを推奨されるかもしれません。すると、スイングがめちゃくちゃになってしまうことがあるので、注意してもらいたいです。ですから、まずは自分がうで体なのか、あし体なのかを確認してほしいです」とのこと。

    それでは鴻江氏が用意した5つの簡単な質問に答えて、「うで体」か「あし体」かを診断してみましょう!
     
    ※「うで体」か「あし体」かは、こちらの診断シートへ!
     
    ちなみに、筆者は「うで体」のようでした。それを鴻江に伝えると「あなたのようなうで体にはこの帽子が合うんですよ。今度、こちら(あし体用の帽子)をかぶって打ったものと比較してみてください。ビックリするくらい飛距離や精度が変わるはずです」といって、2つの帽子を貸してくれましたが、見た目からかなり違っているのは分かります。

    ツバが短いのが「うで体」用、長いのが「あし体」用のキャップ
    ツバが短いのが「うで体」用、長いのが「あし体」用のキャップ
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    ツバが短いのが「うで体」用、長いのが「あし体」用のキャップ

    「2つの帽子にいろいろ違いはありますが、パッと見で分かるのはツバですよね。ツバが短いのがうで体用、長いのがあし体用です。ツバの大きさや角度、重さは、アドレスでの視界に影響が出るので、自然とボール位置も自分に合ったポジションになりますし、スイング中の体重移動や前傾角度も自然に理想の動きになるんです。少し具体的に言うと、うで体用の帽子はうで体の理想であるツマ先重心を作り、左右の体重移動をスムーズにしてくれます。また、あし体用の帽子はあし体の理想であるカカト重心を作り、前後の体重移動でも体がブレずに力を伝えることができるんです」と話す鴻江氏。

    帽子のツバだけでそこまで変わるのか? と思っていたら、続けて鴻江氏は「この帽子、数日前にソフトボールの上野(由岐子)選手にもテストしてもらったんですよ。懸垂などのトレーニングでは帽子を変えただけで『体が5キロくらい軽く感じて上がる』と話していましたし、実際の投球フォームが頭の位置など見た目で分かるくらい変わったんですよ」といって、実際の映像を見せてくれました。残念ながらその映像をお出しすることはできませんが、ソフトボール素人の筆者が見ても、別人?と思うほど投球フォームが違っていました。ソフトボールの投球とゴルフのスイングは違う、という意見もあるでしょうが、帽子の違いでここまで変わるのであれば、ゴルフのスイングもきっと変わるに違いありません。

    自分のタイプが分かり、帽子の違いでスイングが変わる、そんなことを聞いたら早く試してみたくなりました。そこでお借りした帽子をテストしてみると、ドライバーで平均9ヤードの飛距離差が出ました。次打が1番手短くなるくらいですね。正直「多少変わるかもしれないけど、誤差の範囲くらいでは?」と思っていた(鴻江さん、すみません)だけに、自分でもビックリ。実は別の取材時にこっそりとデータを計測したので、球数は3球ずつしか打てませんでしたが、自分に合うタイプ用の帽子をかぶると、確かに気持ちよくスイングができたことも実感できました。帽子を変えるだけでスイングが変わる、この感覚を多くのゴルファーの皆さんに味わってほしい、そう思いながら、もとの取材に戻りました。

    筆者も実際のテスト。時間の関係で球数が少なかったものの、ツバが短い「うで体」用帽子の方がスムーズにスイングでき、飛距離も伸びた
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    筆者も実際のテスト。時間の関係で球数が少なかったものの、ツバが短い「うで体」用帽子の方がスムーズにスイングでき、飛距離も伸びた

    この帽子を愛用しているのが、2021年にプロテスト合格した天本ハルカプロ。プロテスト合格前の2019年には、全米女子オープンの日本地区予選会を突破して本戦に出場した経歴を持っています。そんな天本プロが愛用しているのが、この「うで体」用の帽子です。

    「(このキャップは)私の歩く姿勢を整えてくれます。アゴが上がりやすい私にとって、正確な位置と目線を合わせてくれますし、スイングでネジった体を歩きながら整えてくれるんです。ゴルフはスイングもあるけれど、歩く事が一番ウェートを占めてるスポーツだと思います。ラウンドで7キロは歩きますから、その中で起きてた様々な症状を緩和してくれるのがこの帽子。ツバの角度、重さ、深さに素材と研究されてて帽子のお陰で、悩まされてた肩こりや頭痛の改善へと繋がりました。スイングでも体重が左に乗っていけることが、一年前のダイキンオーキッドレディスで分かり、2日目から一年間ずっと使い続けています。『また、その帽子?』と笑われるくらい愛用してますが、これが私の歩きの先生なんです。『アゴを引いて歩こう』この帽子が私の姿勢を教えてくれてます」と、大絶賛していました。

    天本ハルカは「うで体」用キャップを愛用(写真は2022年CATレディス)
    天本ハルカは「うで体」用キャップを愛用(写真は2022年CATレディス)
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    天本ハルカは「うで体」用キャップを愛用(写真は2022年CATレディス)

    この「うで体」「あし体」用の帽子は、JAPAN GOLF FAIR 2023(3月10~12日、パシフィコ横浜)のデサントブースでも体験できます。カリスマトレーナー・鴻江寿治氏の実演販売も予定されていますので、来場される方はぜひ試してください!
    会場に来られない方も、絶賛発売中の「うで体」「あし体」用のコウノエキャップをぜひチェックしてください。なお、JGFオリジナル品番は、JGFに合わせて3月10日よりEC店舗でも販売となりますので、こちらも要チェックですよ!

     ※今すぐ自分のタイプに合う帽子を探したい人はこちら

    ※「うで体」「あし体」の診断がまだの人はこちらの診断シートへ!

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