日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が毎年開催している『新人セミナー』。JLPGA入会1、2年目の会員を対象に、魅力的な女子プロゴルファーになるべく、社会人としてのマナーや所作、SNS対策などの勉強を行っている。
その中にあったのがパーティーマナー。女子プロの場合はプロアマ後、アマチュアゴルファーはコンペ後に行われるパーティーで必要になる知識だ。今回は立食パーティーで使える所作を紹介する。
席が決まっていないケースが多い立食パーティーでは、グラスや皿などを持って移動しなければならないが、両手で持つのはスマートではないし、挨拶を求められたときに対応しにくくなる。そんなときにバタバタしないための持ち方を、2003年からJLPGAの教育に携わっているJ-Laboの笠井玲子先生の指導のもと、22年にプロ入りした永嶋花音とともに教わった。
指定の席がないときにグラスや皿はどう運ぶ?
■グラス・皿・フォークは片手で持つのがスマート
席が指定されていない立食パーティーでは、自分のグラスやお皿、フォークなどを持ちながら移動する必要があります。両手で持ってしまうと、挨拶(握手)を求められた際などに対応できなくなるため、片手で持つのが望ましいです。
片手で持つ方法ですが、はじめに、左手の薬指と小指でグラスの足を握ります。次に親指と人差し指と中指の3本で、皿を水平に持ちましょう。最後に人差し指と中指の間にフォークを挟んで完成です。この状態であれば片手が空いているので、右手でフォークを持って料理をいただくことも可能です。料理を口に運ぶ姿が洗練された印象を与えるでしょう。
この持ち方を実践すれば、スマートで大人な“できる男”を演出できるだろう。実際、片手が空いた方が便利でもあるため、実際に試してみてほしい。
【解説】
■笠井玲子さん
株式会社J-Labo代表取締役社長。JALグループ初の女性役員。2003年からJLPGAの教育に携わり、新人女子プロゴルファー研修をはじめ幅広くJLPGAのブランド力向上に寄与。
■永嶋花音
2001年生まれ、東京都出身。2022年プロ入り。新人セミナーで講師から褒められた笑顔と明るさを常に意識してプレーしている。
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