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プロゴルファーが愛用するのも納得! “おもてなし”がすごい「アルファード」のPHEVこそキング・オブ・ゴルファーズカーだ

プロゴルファーが愛用するのも納得! “おもてなし”がすごい「アルファード」のPHEVこそキング・オブ・ゴルファーズカーだ

アルファードといえば高級ミニバンの代表格。存在感やファーストクラス級のシートなど、他車にはない魅力がたくさんある。それだけに、ゴルフ場の駐車場では当たり前のように見かけるし、足として愛用するプロゴルファーも多い。今回、アルファード、そして兄弟車であるヴェルファイアが一部改良を受けつつ、待望のPHEVが追加された。その実力を探ってみよう。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月2日 16時45分

コースの駐車場でも多く見かけるだけに、まさにキング・オブ・ゴルファーズカー
コースの駐車場でも多く見かけるだけに、まさにキング・オブ・ゴルファーズカー

アルファードといえば高級ミニバンの代表格。威風堂々という言葉がぴったりくる存在感や、ファーストクラスのようなシートなど、他車にはない魅力がたくさんある。ラグジュアリーを尽くした作りと走りだけに、ゴルフ場の駐車場では当たり前のように見かけるし、足として愛用するプロゴルファーも多い。今回、アルファード、そして兄弟車であるヴェルファイアが一部改良を受けつつ、待望のPHEVが追加された。その実力を探ってみよう。

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改めてゴルファーが憧れる魅力を考える


どこから見ても高級ミニバンとわかる存在感が魅力。今回の一部改良では新色も加わった
アルファードとヴェルファイアの違いはフロントマスクを中心としたデザイン。こちらはアルファードとなる。ガソリンエンジンも異なる
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どこから見ても高級ミニバンとわかる存在感が魅力。今回の一部改良では新色も加わった

とにかく作りが贅沢ということに尽きる。前席から3列目まで質のいい素材のシートは大ぶりでしっかりと体を包みこんでくれて、ゆったりと移動できるのはまさに極上空間だ。とくに2列目には力が入れられていて、いくつかのタイプがあるうち、最上級となるエグゼクティブラウンジは、大げさでなくてファーストクラスレベル。シートの作りはもちろん手元にあるスマホのようなリモコンでシートのリクライニングやエアコンなどが調整できたりして、かなりストレスフリーである。

全国のトーナメント会場を回るプロゴルファーたちがこぞって乗っているのもうなづけるし、それなりのゴルフ場に行くと駐車場にずらりと並んでいるのは納得。今やサルーン的な存在になっていて、まさにキング・オブ・ゴルファーズカーの名にふさわしい高級車となっている。

運転してもストレスなく楽しめるのが魅力のひとつ。見切りもいいので運転しやすい
運転席のできもよくて、ゆったりと運転することができる
やはり真骨頂は2列目シート。写真は最高グレードのエグゼクティブラウンジで、まさにファーストクラス
ミニバンでは補助的になりがちな3列目シートも大ぶりで作りがよく、しっかりと座ることができる
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運転してもストレスなく楽しめるのが魅力のひとつ。見切りもいいので運転しやすい

今回改めて試乗してみて気になった装備を紹介すると、すでに紹介したスマホのようなリモコンは先進的だし、天井からはLEDの照明が雰囲気良く照らしてくれる。おもてなしという点では、後ろのドアを開けるとステップが出てくるだけでなく、前席のシートバック(つまり裏)には握り手も付いているので非常に乗り降りしやすい。ボディサイズが大きいだけに乗り降りは大変そうに思えるが、実際は細やかな配慮で作られた装備によってストレスはまったくない。

開発陣が「ゴルファーズカーとしても意識して作っている」というだけに、バッグの積み下ろしに重宝する装備にも注目したい。当たり前だが、バッグを積んだり下ろしたりする際には、リヤゲートを開け閉めする必要があるが、サイズが大きなミニバンともなると電動でも手前にせり上がってくるのでこれがまず大変。

開閉スイッチがサイドに付いているのでゲートを避ける必要はなし。またミニバンでゴルフに行くと積み込む際に3列目を畳むのも面倒だったりするが、3列目はワンタッチで跳ね上げ。2列目もスイッチひとつで動かせるのは、乗る人だけでなく、積む人のことも考えていて、さすがのひと言だ。

後ろのドアを開けると自動でせり出してくるステップ。これのおかけで乗り降りはしやすい
エグゼクティブラウンジのシート、左右それぞれに用意されているのがスマホのようなリモコンで、別々に好みの状態にできる
テールランプのサイドに開閉スイッチが付いているので、リヤハッチが邪魔にならない。スマートに荷物を積み下ろしできる
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後ろのドアを開けると自動でせり出してくるステップ。これのおかけで乗り降りはしやすい

ついに登場! 今回の目玉、PHEVに乗ってみる


モーター走行の滑らかさはやはり極上。このフィーリングがさらにアルファード&ヴェルファイアの魅力に磨きをかけたといっていい

モーター走行の滑らかさはやはり極上。このフィーリングがさらにアルファード&ヴェルファイアの魅力に磨きをかけたといっていい

今まではガソリンエンジン、ハイブリッドの2本立て。細かくいうと、アルファードのガソリンエンジンは2.5リッターエンジンで、ヴェルファイアは走りの爽快さも楽しめるように2.4リッターのターボだったりする。そこに今回、PHEV、つまりプラグインハイブリッドが加わった。

プラグインハイブリッドとはハイブリッドをベースにしつつ、バッテリー容量を大きくするなどしてEV走行できる距離を増やしたもので、可能な限り電気で走って、バッテリー内の電気が少なくなったら、エンジンが充電も含めてアシストするというもの。純粋なEVは電欠が怖いが、そのリスクがないのは大きなメリットで、もちろん燃費もいい。ただ、アルファードとヴェルファイアのPHEVは最上級グレードのみの設定で、どちらも1000万円オーバーではある。

乗ってみると、モーターで走る割合が非常に多いので、静粛性はかなり高くて、簡単にいうと「どこまでもスーッと走っていく感じ」で、アルファードのキャラクターにピッタリ。だからこそ、最上級グレードに設定されているのだろうし、ゴルファーズカーとしての資質を磨いたといえ、ますますプロゴルファーに人気が出そうだ。

驚愕の超高級アルファード、その名はスペーシャスラウンジ

エグゼクティブラウンジをさらに高級にした感じなのに加え、3列目を取って、2座だけというのがとてもぜいたく

エグゼクティブラウンジをさらに高級にした感じなのに加え、3列目を取って、2座だけというのがとてもぜいたく

ただでさえスペシャルなアルファードをさらに高級に仕立てたスペーシャスラウンジという特別な仕様も登場した。正確にはトヨタグループ内でアルファードの開発・生産を担当するトヨタ車体が手掛けたもので、余裕の室内にあるのはたった2列のシートだけで定員はたったの4人。

もちろん2列目を徹底的に高級にしていて、なんと冷蔵庫も付いている。ラグジュアリーカーというより運転手付きのショファーカーといったほうがいいかもしれない。お値段はPHEVで1480万円とレベル違い。

足元には冷蔵庫もあって、まさにおもてなし全開だ
前後にカーテンも用意されていて、プライベート空間を作ることも可能
ビジネスユースも考えて、ハンガーなども装備。キャディバッグはこの状態で、縦に4本積むことができる
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足元には冷蔵庫もあって、まさにおもてなし全開だ

アルファード エグゼクティブラウンジPHEV
◆全長_全幅_全高:4995×1850×1945mm ◆車両重量:2470kg ◆エンジン形式:直4DOHC+モーター ◆総排気量:2487cc ◆エンジン最高出力:130kW(177ps)/6000rpm ◆エンジン最大トルク:219N・m(22.3kg-m)/3600rpm ◆モーター最高出力:134kW(182ps)+40kW(54ps)◆モーター最大トルク:270N・m(27.5kg-m)+121N・m(12.3kg-m)◆ミッション:電気式無段変速機◆WLTCモード燃費:16.7km/ℓ ◆定員:6人 ◆価格:1065万円

文/近藤暁史【MUSHROOM】

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