濡れても滑らない『雨に強いグローブ』ならしっかりグリップできてスイングも安定する!
ゴルフをしていると、汗をかいたり、突然のゲリラ豪雨に見舞われてグローブを濡らしてしまうことがある。そんなときに頼りになるのが、汗・雨対応の『雨に強いグローブ』だ。今回はあらゆる状況で高いグリップ力を発揮するグローブを探してみた。
配信日時:2024年9月11日 01時15分
クラブをしっかり握ることをサポートし、手のヒラを保護してくれるグローブはゴルフの必需品だ。最近では、薄くて手にフィットし、濡れても高いグリップ力を発揮する『雨に強いグローブ』が人気となっている。そこで、ティーチングプロの資格を持ちながら、大手ゴルフショップの販売員を8年経験したこともあるティーチングプロの追分浩一とともに、実際にグローブを濡らしながらグリップ力を検証してみた。
「ラウンド中は、突然のゲリラ豪雨でクラブやグローブが濡れてしまうことも少なくありません。素材によっては水分を含むことでグリップを握っても滑ってしまうことがありますが、『雨に強いグローブ』は濡れてもグリップ力の変わらないモノが多く、あらゆる天候に対応してくれるので安心です。滑らないグリップ力を重視するならシリコンプリントのあるモノ、握り心地の良さを重視するならシリコンのないモノを選ぶと良いでしょう」と追分浩一は話す。
『雨に強いグローブ』は、耐久性の高さもあるので、どれもコスパが抜群。ラウンドだけでなく、練習でも使えるので、ぜひ自分に合ったモデルを見つけてほしい。
では実際に、どういった『雨に強いグローブ』がいいかをチェック。今回は乾燥した状態だけでなく、グローブ全体を水に濡らしたときにグリップ力がどう変化するのかをテストした。検証結果を購入の参考にしてほしい。
比較は、グリップ力(ドライ)、グリップ力(ウェット)、生地の質感、フィット感、コストパフォーマンスの5項目から実施。結果はS+、S、A+、Aの4段階で評価し、ベストバイを決めた。
S+評価でベストバイに選ばれたのは?
■キャロウェイ『ハイパーグリップ グローブ』
薄くてストレッチ性の高い手になじむ生地で、素手に近い感覚でクラブを握れる。一方で、シリコンの効果が強く、ドライ時、ウェット時ともに高いグリップ力で全く滑らない。あらゆる天候で、しっかりグリップできる高機能なグローブ。
続くS評価は3種。
■ダンロップ『スリクソン グローブ シリコンプリント』
よく伸びる生地が使われ、手のヒラ全体にしっかりフィットしてくれる。スイング中も生地がズレる感覚がなく、気持ち良く振り切れる。シリコンは薄めで、握った際の違和感が少なく、それでいて高いグリップ力も発揮してくれる。
■ゼロフィット『インスパイラル グローブ』
グローブの手のヒラ側の裏地に起毛があり、皮膚に引っかかるようなイメージで一体化してくれる。水分を含むとその起毛がより手のヒラにくっつくので、ウェット時でもドライ時と変わらないグリップ力を発揮してくれる。
■ダンロップ『XXIO グローブ』
部分ごとに肉厚を変えた独自の設計でグリップ力を高めたグローブで、「日本繊維機械学芸賞」技術賞を受賞。装着すると手にしっかりフィットし、握るとグローブ全体で均一に圧がかかるイメージで、どんな状況でも高いグリップ力を発揮する。
残る4種はA+評価となった。
■キャスコ『タフフィットプラス』
耐久性の高い生地を採用。手首と甲がしっかり締まり、指先が自由に動かせて、手先の感覚を生かしてスイングしやすいグローブになっている。グリップ力は標準的だが、濡れると滑りが減って、よりグリップ力が高まる。
■テーラーメイド『プレイヤーズグローブ』
薄手の質感の良い生地で、指の先までしっかりフィット。ストレッチ性も高いので、手に吸い付くような一体感がある。グリップ力も適度に備わっていて、しっかり振り切れるし、指先の感覚を生かしたスイングがしやすい。
■フットジョイ『ナノロックグリップ』
やや厚めの生地が、手のヒラを中心にしっかりフィットする。生地の特性でグリップ力が高く、ソフトに握っても滑らない。力みでグリップ圧が強くなる人でも脱力して握れる。感覚を生かしたスイングもできて、性能バランスは抜群。
■ブリヂストン『ウルトラグリップ2022』
手のヒラ側のシリコンプリントがかなり強く、凸凹が密着するような構造で最強レベルのグリップ力を実現。また、手のヒラ側の素材は水分がしみにくい特性も備えており、濡れても表面を拭き取るだけでグリップ力が復活することもうれしいポイント。
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