3月24日に発売された新モデル「スコッティ・キャメロン スーパーセレクト」が、発売初週から驚異的な予約数を記録してパター部門のトップに立った。前作「スペシャル セレクトシリーズ」から約3年ぶりのリニューアルとなったが、3年前と比較するとどうだったのか？　ヴィクトリア所沢店のゴルフ担当・遠藤知己さんは、次のように話す。

「今作のほうが明らかに予約数は多いですし、東京を中心とした首都圏のお店でよく売れています。やっぱり『スコッティ・キャメロンシリーズ』の打感は他のパターとは違うので、それに惚れている固定ファンもいれば、新作ではじめて購入するゴルファーも多いです」

前作より予約が多くなった要因は？

「今まで『スコッティ・キャメロン』に憧れているけど、値段が高くて購入しなかったゴルファーも沢山いました。決して今作が安くなったわけではありませんが、ここ数年で他のメーカーのパターが一気に値上がりしました。そのため相対的に『スコッティ・キャメロン』が高く感じなくなり、それが売り上げにつながったと思います」

オープン価格の「スコッティ・キャメロン　スーパーセレクト」だが、店頭では6万6000円前後で売られている。最近では「ピン」や「オデッセイ」でも5万円を超えるパターが増えてきているので、「スコッティ・キャメロン　スーパーセレクト」が高く感じなくなってきたのだろう。

■パター売り上げランキングトップ3
1位　スコッティ・キャメロン　スーパーセレクト
2位　オデッセイ　ホワイトホットOGシリーズ
3位　テーラーメイド　スパイダーGT X

※データ提供：矢野経済研究所
※集計期間：2023年3月20日〜3月26日