東京から約4時間半 日本で最も南西にある小浜島CCなら1年を通して短パンでゴルフができる!
寒い冬のシーズンに防寒着を着込んでゴルフをしていると、夏の短パンゴルフが恋しくなる。そんな切ない思いを満足させるには、1年を通して温暖な気候の八重山諸島小浜島でラウンドだ。
配信日時:2024年3月20日 02時15分
桜開花の春の季節になってきたが、半袖でゴルフをするにはまだ肌寒い。「もっと暖かいところでラウンドしたい」と思っているゴルファーは多いはず。そこで提案! 少しばかり遠出をして、夏時間をひと足早く味わってみませんか。目指すは八重山諸島小浜島(こはまじま)にある日本の最南端にして、最西端のコース「小浜島カントリークラブ」だ。
小浜島は沖縄本島の南西約400キロ、日本の南側国境付近に位置する離島。石垣島と西表島の中間にあり、緯度はハワイとほぼ同じで亜熱帯に属する。石垣島までは羽田空港から直行便の飛行機で約3時間。小浜島へは、石垣港離島ターミナルから定期高速船に乗って約25分。東京から約4時間半で到着できる。
北半球最大の珊瑚礁「石西礁湖」に囲まれた小浜島に到着したら、送迎バスで宿泊先の星野リゾート リゾナーレ小浜島へ。隣接する小浜島カントリークラブは、石垣島を代表する八重山諸島で唯一18ホールを有するゴルフコースだ。
真冬でも最高気温が20 度を超える温暖な気候で、ゴールデンウイークを迎えればもう真夏。1年を通して短パンでのゴルフが可能。亜熱帯特有の樹木に囲まれたコースに出れば、洋芝の映える緑もあって、まるでグアムかタイのリゾートでラウンドしている気分になる。
チャンピオンドワーフというハイブリッドバミューダ芝の小さなグリーンはなかなかパーオンさせてくれないが、スルーザグリーンのエルトロというカリフォルニア生まれの野芝はヘッドの抜けが良くストレスを感じさせない。
そして忘れてはいけないのが、日本最西端の7番ティと最南端の12 番ティ。これだけでもこのコースでラウンドをする価値があるというもの。そのティーイングエリアに立てば、「今オレは日本で最も西に、最も南でティショットを打っているゴルファーなんだ」と、日頃感じたことのない満足感が。
八重山諸島に暮らした先人たちは、初夏に吹く真南風(まはえ)に乗って異国へ渡ったと聞く。真南風は豊かさを運ぶ風と語り継がれた。その南ぬ島の風が、豊かな気持ちにさせてくれたのだろう。
冬ゴルフでは決して味わえない夏時間は、日常のストレスを一気に解消してくれるはず。ぜひ訪れてみてほしい。
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