ゴルフ場の支配人に聞いてみた! メンバー並みの特典がうれしい「友の会」とは?
「友の会」について、中身を把握している人は意外と少ないのではないだろうか?うぐいすの森ゴルフクラブ水戸(茨城県)の小川雅規支配人に「友の会」の実態について聞いてみた。
配信日時:2023年4月14日 09時16分
「友の会」とは、準メンバーシップのようなゴルフ場の会員制度のこと。ゴルフ場によって違いはあるものの、年会費がおおむね「数千円~数万円」と、会員権に比べると非常にリーズナブル。会員権を購入するのは難しいけれど「メンバー気分でプレーを楽しみたい」というゴルファーにピッタリな制度となっており、1人予約をはじめとするさまざまな特典が用意されている。
今回は、数年で会員数を50人程度から1000人以上まで増やした、うぐいすの森ゴルフクラブ水戸の小川雅規支配人に、「友の会」の魅力を詳しく教えてもらった。
■プレー料金が安くなる
小川支配人「まずはプレーフィが優待料金になります。うちは通常料金から平日1000円、土日祝は2000円引きです。これで年会費は新規加入時5000円、更新時3000円なので、数回ラウンドすれば元が取れます」
実際の割引額や割引される日(平日・休日)などはゴルフ場によって異なるが、「友の会」に入会すればお得にプレーできるのは確実だ。数回ラウンドすれば、年会費をペイできるケースも少なくない。
■ハンディキャップを取得でき、競技への参加もできる
小川支配人「公認のハンディキャップが取得できて、月例やクラブ競技へ出場できるのも魅力だと思いますね。当ゴルフ場は、パブリックコースなので、自由に気軽に来場できます」
ゴルフ場で開催される月例やクラブ競技は、ハンディキャップを用いて順位を決定する方式が多く、出場するためにハンディキャップの取得が必要不可欠。
一般的には、ゴルフ場の会員にならなければ公認のハンディキャップを取得できないが、うぐいすの森ゴルフクラブ水戸の場合は、「友の会」に入会すればスコアカードを5枚提出することでハンデが決まる。
競技志向が強い人はもちろんのこと、プレーの幅を広げたり、ゴルフ仲間を増やしたい人にもおすすめだ。
■他にも嬉しい特典が!
小川支配人「レストランの人気メニューのほとんどが、追加料金なしです。なかでも鮮度抜群のマグロ料理は、現オーナーが水産会社を経営しているから実現した超お得なメニューです。ほかにも、オープンコンペに優待料金で参加できる点や、月1開催の友の会メンバーズデー(スタート前&昼食時1ドリンクサービス、練習ボール1カゴ無料、2名利用の割増なし、平日0.5ラウンド追加無料、会員の同伴者に優待料金を用意など)も好評です」
ゴルフ場によって内容は異なるが、優待料金になる以外にもさまざまな特典が用意されていることも多い。昨年、「友の会」の会員で年間96回ラウンドした人がいるというのも納得できる特典の数々。ゴルフ好きなら、入れば得する「友の会」を利用しない手はない。