「ザ・プレーヤーズ選手権」は、スコッティ・シェフラー（米国）が圧倒的な力を見せつけて幕を閉じた。そんなシェフラーの雄姿を4日間そばで見守り続けた女性がいた。

米国男子ツアーの公式ツイッターがとらえたのは、歩行器を使って軽快に歩く女性の後ろ姿。本文によれば、この女性はシェフラーの祖母・メアリーさん88歳。「大会期間中、彼女はすべてのホールをシェフラーと共に歩いている」と、紹介されている。

乗用カートが普及したことで歩いてラウンドする機会は減っているかもしれないが、18ホール歩くと足が棒になってしまうアマチュアプレーヤーも少なくない。それを4日間、72ホール歩いた彼女はまさに鉄人。

プロゴルファーの佐藤信人が「スコッティ・シェフラーの底知れない強さは、88歳で72ホール付いて歩く祖母から受け継がれたものなのかもしれませんね」とコメントするように、シェフラーの強さは祖母譲りなのだろう。

シェフラーはまだ26歳。年を取っても衰えることなく最前線で戦い続け、勝利を積み重ねてほしい。