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ルールの誤認で失格になることも……ツアープロでも間違えた難解なゴルフルールをおさらい

ルールの誤認で失格になることも……ツアープロでも間違えた難解なゴルフルールをおさらい

ツアーが開幕すると、プロゴルファーのルール誤認がちらほらニュースになることがある。プロじゃないし、エンジョイ勢だからそこまで気にしなくても……と思うことなく、間違えやすいルールは頭に入れておこう。

配信日時:2025年2月7日 10時15分

【ルール6】
ボールがイエローペナルティエリア内の池に落ちてしまった!
打ち直しは元の地点からになる?

■救済エリアの選択肢が2019年に増えて選べるようになった
救済は1打罰のうえ、直前にプレーした場所を基点とし(ティショットの場合はティから打ち直し)、ホールに近づかない1クラブレングス内の救済エリアにドロップする。もしくは、池の境界線を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上の任意の1点を基点に、そこから1クラブレングス内の救済エリアにドロップできるようになった。

池の境界線を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上の基点から、1クラブレングス内の救済エリアにドロップできるようになった(イラスト・TOMOYA)

池の境界線を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上の基点から、1クラブレングス内の救済エリアにドロップできるようになった(イラスト・TOMOYA)

この新たな選択肢を活用できず、タイガー・ウッズに悲劇が。2019年のプレーヤーズ選手権の17番パー3で、独特な浮島形状のグリーンに放ったタイガーのティショットは、グリーンを横切り、浮き島へ渡る通路までコロがって池に。落下地点を確認しなかったタイガーは、ドロップゾーンから第3打を打つが、それも池ポチャ。

ところが新ルールでは、ペナルティエリアの境界(黄線)を横切った地点とピンを結んだ後方線上を起点とし、そこから1クラブレングスの救済エリアを設けられる。つまり、浮島へ渡る通路(花道)に救済エリアがかかり、ドロップできていたのだ。

◇ ◇ ◇

間違えやすいルールはまだまだある!→関連記事【2023年に改正された16のゴルフルールを完全網羅! 各ルールの変更点を徹底解説】をチェック!

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