ゴルフ場もダイバーシティの時代「女性や若者と行くなら付加価値と心躍る体験でコースを選ぶ」
目からウロコのゴルフ場ネタをピックアップ。今回は昔ながらのイメージから脱却し、今どきの多様性を兼ね備えたゴルフ場の魅力を紐解く。
配信日時:2024年3月18日 02時15分
政治家がダイバーシティを唱えて多様性をテーマにパーティを開いたのはいいが、不適切な展開になってしまい大きな話題なった。不適切とはまったく関係ないが、ゴルフ場もダイバーシティの時代になってきているという。
今の時代、女性や若い人たちとゴルフに行く場合は、プレー以外の面にも配慮するのが理想的だ。今回は、そんな多様性を考慮したゴルフ場運営を推進する、東京相武カントリークラブの飯塚紳支配人に話しを聞いた。
「コースのクオリティはもちろんですが、女性や若い人たちはプレー以外にも楽しみを求める傾向が強いと感じます。例えば、クラブハウスの居心地や昼食のおいしさ、イベントの充実度などです。そのため、一緒にプレーする際は、このような点を踏まえてゴルフ場を選ぶと良いと思います」
東京相武カントリークラブは、女性や若い人たちに心地良いと感じてもらえるよう2023年にクラブハウスを改修。さらに、幅広い層に楽しんでもらうため、女性限定のコンペを開催したり、小学生までが対象のファーストティプログラムなども積極的に行っている。
「その上で、ゴルフ好きの男性からの要望も取り入れています。例えば、クラブハウス前に駐車場を設けたのも、そのひとつです。以前は台数が少なく場所も坂の下で不評でしたが、広い駐車場を増設し利便性が増しました。さらに、高麗グリーンも張り替え、ベントの2グリーンにしました。採用した芝は最新のトリプルセブンで、暑さや寒さに強いため季節を問わずいいコンディションでプレーできます」
随所にホスピタリティがうかがえるゴルフ場。これならゴルフ好きな人が夫婦やカップルで訪れたり、女性だけで出かけても楽しく過ごせそうだ。
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