韓国でも女子ツアーが大人気! その理由は「 徹底したビジュアルへの気遣い? 25歳を過ぎればもうベテラン?」
韓国女子ツアーは、高い技術を持った選手が集まっているのはもちろん。その上で、ギャラリーを楽しませようと見た目にも気を遣うプロ意識の高さがある。だから注目度が高いのだ。
配信日時:2024年8月15日 02時15分
韓国ツアーは1部「KLPGA ツアー」、2部「ドリームツアー」、3 部「ジャンプツアー」の3つに分かれており、プロ転向は18歳以上という年齢制限がある。ほとんどの選手がまずは3部ツアー参戦の資格を得る予選会を突破し、そこから1部を目指す。韓国のゴルフ担当記者は「毎年たくさんの選手が入れ替わるので、名前と顔を覚えるのが大変」と言っているほど競争は激しい。
入れ替わりの競争が激しいだけに、高い技術を持った選手が集まっているのはもちろんだが、女子ツアーが人気を得ているのはそれだけが要因ではない。高い実力を持った上で、ギャラリーを楽しませようとする意識が高い選手が多いのだ。
ほとんどの選手がビジュアルに気を遣い、徹底した美意識の高さが韓国ツアーには浸透している。日本ツアーでも人気のアン・シネは「蛍光色のウェアは、なるべく着ないようにしている」と言っていた。「写真に撮られたときにウェアの色がちゃんと出ないから」だとその理由を説明してくれたが、それほど『見られる』ということを意識しているのだ。
ちなみに1部ツアーは賞金ランキング60 位までがシード。2部ツアーは同20 位まで入れば、翌年の1部シード権が得られる。今季の韓国ツアーでは30 歳以上のシード選手は10人ほどで、最年長は36 歳のアン・ソンジュ。これは永久シードを保持しているので別格だろう。引退したキム・ハヌルは「25 歳くらいで“ベテラン” と書かれてショックだった」と笑っていたが、30 歳を超えるとほとんどが引退する傾向にある。
そんな韓国ツアーでは、ゴルフの実力よりビジュアルが先に話題になる選手も少なくない。そうした選手はほとんどが「お金を払って試合を見にきているギャラリーに楽しんでもらいたい」と、やはり見た目に気を遣っている。
もちろんアン・シネも、その一人。かつて日本ツアーに推薦出場したユ・ヒョンジュも、ボディラインがくっきりと出るウェアを着用して目立っていたが、その二人とも「ゴルフの実力で認められたい」とも話しているようにプロ意識が非常に高い。
写真のキム・ジェヒとパク・キョルもポーズをとっているが、ほとんどの選手がカメラマンに向けた笑顔やポーズには慣れている。試合中だってカメラを向ければ笑顔を見せるし、試合後に撮影をお願いしても気軽に応じてくれる。もちろんギャラリーからサインを求められれば、気軽に応じる。そんなファンサービスの良さも韓国ツアーの魅力の一つだ。
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