桜ゴルフマーケット情報 第三十三回 [2023年7月20日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年7月20日 01時00分
騰勢揺るがない23年の上半期相場
● 相場の上伸続く、平均相場は半年で3.8%の値上がり
● コロナ禍のゴルフ人気で相場の騰勢は4年目に入る
● 1~6月の値上がりコースは全体の24%、121コースに
● 総額300万円以上・500万円以上を中心に活発な動き
● 予算を抑えた法人の入会、個人のクラスアップ需要が牽引
● 70万円未満のお手頃価格帯も安定した推移をたどる
● 年会費値上げで処分増加、優良銘柄購入のチャンス膨らむ
今年の1~6月の会員権相場は上伸が続き、平均相場は半年間で3.8%の値上がりとなりました。コロナ禍のゴルフ人気は今年も健在で、相場の騰勢は一時的な調整を交えつつも20年6月以降3年に及び、この間の値上がり率は21.1%となっています。
1~6月間の値上がりコースは全体の24%に当たる121コースにのぼります。前年同期に比べて買いの件数は少ないものの、予算を抑えた法人の購入や個人のホームコースのクラス需要が市場を牽引しました。
入会総額ベースでは300万円以上が7.2%、500万円以上が6.2%の値上がりとなり、中堅上位~名門高額の価格帯が活発な動きをみせました。また、夫婦や仲間同士での入会のほか初めての入会も多く、お手頃価格帯も安定した推移をたどっています。特に70万円未満は6.1%の高い伸びをみせました。
一方で、6月に入り入会物色の傍ら優良コースの処分も増えており、入会を検討する良い機会かもしれません。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
【毎週更新】ウィークリーゴルフ会員権NEWS