桜ゴルフマーケット情報 第十回 [2023年2月1日]
日々変動するゴルフ会員権相場。「いつ購入するのが得策なのか? どのコースを買うのが良いのか?」などゴルファーが知りたい旬な情報を、昭和45年創業・日本のゴルフ会員権業界のパイオニア「桜ゴルフ」社長の佐川八重子が毎週紹介します。
配信日時:2023年2月1日 01時00分
ゴルフ会員権
平日・週日会員権は名門・優良コースに人気集まる
● 平日・週日の買い注文は全体の22%と高水準
● 割安感が魅力。トップ30(34銘柄)の平均入会総額は正会員に対し平日(土可):58%、週日(土不可):43%
● トップ30のうち平日(土可)が約7割、現役との交流も可。週日(土不可)は一段の割安感でリタイア層や女性に人気
● クラスアップ志向を映し名門中心の300万円超が35%、300万円以内でも名門・準名門など優良コースが混在
22年の平日会員権(土曜プレー可)と週日会員権(土曜プレー不可)の買い注文は全体の22%を占め、前年に次いで高水準にのぼりました。正会員権の値上がりが続いたことで、割安な平日・週日会員権への注目が高まっています。
多くの買い注文が集まった人気トップ30(34銘柄)の入会総額の平均は、正会員権に対して平日会員権が58%、週日会員権が43%です。ほとんどの名門コースにある平日会員権は土曜プレー可で現役の仲間とも交流ができるプラチナ券として、また週日会員権は一層の割安感からリタイア層や女性層に人気があります。
近年、個人層の間で定着するホームコースのクラスアップ志向は、平日・週日会員のコース選びにも反映しています。価格帯別にみると、名門が中心となっている総額300万円を超えるコースが35%と多数を占めました。ただ、300万円未満でも名門や準名門を含む優良コースが多数含まれており、選択の幅は広いです。
今後、平日・週日会員権の人気が定着していくものと思われます。
(データは桜ゴルフ総研調べ)
株式会社 桜ゴルフ
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