堀奈津佳が自身のインスタグラムを更新。同い年でプロ入り同期生でもある工藤遥加のステップ・アップ・ツアー初優勝に強い刺激を受け、次戦への意欲を高めていた。

「先週は同級生のはるやんが優勝してとても刺激を受けました」とコメント。堀と工藤はともに1992年生まれの同い年で、2011年にプロテストに合格した同期生でもある。

工藤は20日に終えたステップ・アップ・ツアー「ツインフィールズレディーストーナメント」で初優勝。プロ入りしてから13年目でようやくつかんだ栄冠だ。プロテストに合格したときからプロ野球選手として大きな実績を残した父・公康氏の娘としての話題でメディアに取り上げられることが多かった。またツアートップクラスの飛距離でも注目を集め続けたが、優勝には手が届かず苦しい日々を送ってきた。

堀はプロ入りして2年目の13年にはツアー2勝を挙げて一躍有名になったが、それ以降はレギュラーツアーでもステップ・アップ・ツアーでも優勝はない。最近は予選落ちも多く、長く続く不振に悩んでいる。

堀にとっては工藤の優勝が大きな励みとなったのは間違いないだろう。妹の琴音もプロ入り後、一時期は低迷していたが、近年はツアーでもトップクラスの一人として活躍をしている。姉の奈津佳も今は苦しんでいるものの、頑張ってトーナメントに挑戦し続けている努力は必ず叶うはずだ。

コメント欄にも「頑張って」「ずっと応援しています」「かならず復活優勝できますよ」と応援の声が続く。

堀の次戦は25日に初日を迎えるステップ・アップ・ツアー「地域みらいグループレディス佐嘉窓乃梅カップ」の予定。同級生の優勝、ファンの声援が堀の背中を強く後押ししてくれることだろう。