アジアゴルフ紀行
【タイ編】バンコクでゴルフ用品を買うときに、誰もがまず思い浮かべるお店を紹介します
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2023年4月19日 00時00分
バンコクでゴルフ用品を買おうと思ったら、誰もがまず思い浮かべるのは「タニヤプラザ」。正規の代理店から、クラフトショップ、中古クラブショップ、ロストボールやウェアなどを扱う店、室内練習場などなどなんでもござれ。長年に渡り、タイ在住日本人ゴルファーに愛される聖地です。
2020年に大改修が始まり、2021年に本館がリニューアルオープン。その後、BTSサラディーン駅と接続する駅ビルにも店舗が増え、ますます便利になってきたところに今年1月下旬、DON DON DONKIがオープンしました。タニヤらしく24時間営業。このエリアの代表的商業施設として完全復活し、注目が集まっています。
※タイのドン・キホーテは「DON DON DONKI」という名称で2023年3月現在、6店舗展開しています。タイではコンビニ以外で24時間営業は珍しいです。
日本と同じドンキのテーマ曲がエンドレスに流れる店内は、パッと見、日本と変わらない雰囲気。日本の商品を主に販売しているので、お土産探しには向きませんが、話のネタにぜひ立ち寄ってもいいかもしれません。※1B(バーツ)=約3.9円、2023年2月
さて、我らが在タイゴルファーの聖地、新しくなったタニヤプラザを見ていきましょう。明るい館内は、開放的な吹き抜けが広がる贅沢な造り。1階から3階までゴルフショップがギッシリ並んでいます。中庭は催事スペースで、今日はタイスィーツや南国フルーツジュースが売られていました。憩いの場です。
有名メーカーの正規販売店がずらりと並ぶ1階。MIZUNOやSRIXONの正規店もあり、松山選手が迎えてくれます。
クラブは主に日本からの輸入品なので日本人に合うものですが、中にはUSA仕様(ライ角やシャフトなどが違う)もあるので、クラブに貼ってあるシールや仕様書を確認しましょう。どちらにせよ輸入品なので、日本よりも価格は高い傾向があります。
客は日本人が多いので、片言の日本語を話せる店員もいます。ボッタクリのお土産屋ではないので、日本語で話しかけられても警戒する心配はありません。日本語の説明やPOPもよく目にしますね。計測器を用いたヴァーチャルの試打もできるので安心。
秋から春の時期、日本で真夏対策グッズやウェアを購入できなった方もご心配なく。タイでも十分な日焼け対策グッズを購入できます。南国だけにタイ人は色白に憧れるため、それらの商品は大変充実しています。タイのTVCMは、男も女も美白商品ばかりです。
ウェアは、南国らしいカラフルなものが目立ちますね。日本にはないモノを購入して、日本のゴルフ場で「タイでゴルフをしてきた」と自慢しちゃいましょう。
象のヘッドカバー。タイらしいゴルフグッズは、お土産にいいですね。
クラフトショップでは、計測器を使用して納得のいく調整をしてくれます。クラブの調子が悪くなったら気軽に見てもらいましょう。ロフトやライ角の調整は1本100B、グリップ交換は50B(グリップ購入で無料)ほどです。
バンコクのゴルフ場はウォーターハザードがとても多く、12ホール以上に水が絡むなんてコースも珍しくありません。そのためか、ロストボールの流通が盛ん。各種メーカー、状態の良し悪し、新旧、様々なロストボールが販売されています。新品同様の状態のものもあります。まとめ買いすると値引きしてくれますよ。もちろん新品のボールも売っています。
キャスコのグローブは、パッケージに明記してあるように実はタイで作っています。日本で販売している製品を逆輸入で販売しています。
中古クラブの流通量が少ないので、日本よりも高値で売れる場合があります。さらに、円安傾向がまだ続いている今(2023年3月)はチャンス。タイ旅行の最終日にゴルフクラブを高値で売って、荷物が減った分お土産をたくさん買って日本に帰国というのも賢い考えでしょう。
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