「アメリカのご飯は私に合っている」と勝みなみ 息抜きは大谷翔平と新日本プロレスで米国生活ではストレスなし
2023年シーズン、米ツアーに挑んだ勝みなみ。初めての米国生活はどうだったのだろう?
配信日時:2024年3月1日 02時15分
2023年シーズン、米女子ツアーにフル参戦した勝みなみ。結果はCMEグローブランク74位で24年シーズンのシード権を獲得した。勝にとって、初めての米国生活はどうだったのだろうか?
「全く問題なかったです。むしろアメリカは私に合っているかも。ご飯はおいしいし、好きな野菜もたっぷりあるし。料理も韓国料理やベトナム料理、タイ料理、メキシコ料理といろいろある。少し心配だった“言葉”に関しても、相変わらずしゃべることはできないけど、かなり聞き取れるようにはなってきました。相手の言うことを聞き取れたときは、ひそかに成長を感じています」
とはいえ、移動の大変さにはいまだに慣れないという。
「普通のフライトでも、4~5時間かかってしまいますからね。日本国内でそんなに長い時間、飛行機に乗ることはなかったので、けっこう疲れます」
慣れないこともある米国生活。気分転換はどうしているのだろう。8歳からゴルフを始め、ゴルフ一筋の人生を送ってきたように見える勝だが、実は多彩な趣味の持ち主。中でも、野球とプロレスをこよなく愛している。
「野球はアメリカでも母と一緒に観に行きました。大谷翔平選手やヌートバー選手の試合も観に行きましたが、他の球団の試合も観戦しました。純粋に野球を観るのが好きなんです」
野球といえば、大の阪神ファンでも知られる勝。昨年の“アレ”には狂喜乱舞したのでは?
「もちろん大興奮です。アメリカにいるときも、携帯に試合経過などの通知が来るようにしていて、一喜一憂していたんですが、まさか私が生きているうちに優勝するとは(笑)。日本シリーズのときは『TOTOジャパンクラシック』で日本にいたから、さすがに球場には行けなかったけど生中継を観ることができて。優勝が決まった試合の8回ぐらいから涙を流していました(笑)」
プロレスのほうも、かなりの熱量で観戦している。
「今年も1月4日に東京ドームで行われた新日本プロレスのイベントには、(小祝)さくらちゃんと行ってきました。あれを観ないと1年が始まらないって感じです」
ちなみに2台持っている携帯電話の待ち受け画面は、「1台が棚橋弘至で、もう1台がオカダ・カズチカ」。ここまで来たら、“アッパレ”というほかない。
阪神の優勝で歓喜を味わい、新日のイベントで英気を養った勝。2月15~18日に開催された欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディスインターナショナル Presented By PIF」(リヤドGC・サウジアラビア)では、最終日に65をマークして3位タイフィニッシュ。見事な追い上げで賞金約3,900万円を獲得した。
いざ、再び米ツアーへ。24年は世界の舞台での“アレ”はもちろん、ますます邁進する勝の姿が見られるはずだ。
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